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群馬県農政部

農林大施設整備計画示す 学生寮など改修設計

2026/03/10 群馬建設新聞


県農政部は、2026年度における農林大学校(高崎市箕郷町西明屋1005)の施設整備計画を示した。26年度は現場教室や出荷調整実習室の空調設備設置工事のほか、学生寮と体育館の改修工事設計、学生寮の個室化設計、有機農業用の堆肥舎整備に向けた設計を行う。

26年度当初予算案に計上した農林大学校運営費1億6193万1000円の一部を充て空調設備設置工事や体育館改修工事設計を行う。学生寮の個室化を含めた改修工事設計は地域機関執務環境改善費1億2000万円の一部、堆肥舎整備に向けた設計は農林大学校生産施設運営費1億4194万9000円の一部を充て進める。

同校は設立から40年以上が経過し、老朽化している状況にあり、農政部は学習環境と生活環境の整備を柱とした施設整備を進める方針を示す。

学習環境の整備では夏場の猛暑時に35℃以上となる日が頻発している現場教室や出荷調整実習室に空調設備を設置する。また、畜産分野においては資源循環型農業の起点となる有機農業用の堆肥舎の整備を行う。堆肥舎整備工事は27年度以降に計画する。

生活環境の整備においては学生寮のトイレ、風呂場、食堂など衛生面や安全性の向上を目的とした改修工事を実施。学生寮内の居室は2人部屋や3人部屋となっているため、しっかりとプライバシーが確保されるような居室の個室化を検討する。加えて、体育館への空調設備設置やトイレの洋式化、床、内装の更新なども行う。

なお、同校の体育館は高崎市の指定避難所にもなっているため、これら整備は災害発生時に避難をしてきた人がより快適に過ごせる環境の向上にも寄与するものと考えられる。

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