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千葉県山武市

成東改修し3館統合/空き空間に交流拠点整備/山武市 図書館規模適正化

2026/03/11 日刊建設タイムズ

 山武市は、「市立図書館規模適正化計画」を策定した。2026~27年度に図書館集約化の具体案を検討し、成東図書館を改修して「(仮称)新成東図書館」とする。28年度をめどに、さんぶの森図書館と松尾図書館を新成東図書館に集約・統合する。さんぶの森図書館と松尾図書館は、一部書架と自主学習スペースを残した図書室へ転換するとともに、空きスペースを多世代交流拠点として再整備する見込み。

 そのほか、図書館から離れた地域に対し、廃校施設などを活用した図書コーナーの設置、ICTを活用した段階的な電子図書館の充実、将来ニーズが高まった際の移動図書館の導入などを検討する。

 成東図書館は、殿台290―1の成東文化会館のぎくプラザ内に所在。蔵書能力7万6000冊、床面積560㎡、1996年5月の開館。

 さんぶの森図書館は、埴谷1904―5のさんぶの森文化ホールに入居。蔵書能力7万5000冊、床面積1028㎡、98年5月の開館。

 松尾図書館は、松尾町五反田3012の松尾IT保健センター内にある。蔵書能力6万冊、床面積1041㎡、2004年10月の開館。

 図書館3館の維持管理費は、23年度決算額で1億8877万2000円。国が想定する維持管理費よりも1億4690万3000円多くなっており、維持管理に多額の費用を要している。そこで、市立図書館を1館体制とすることで適正化を図り、重複経費と人件費の削減を目指す。併せて、図書館が廃止となる地域における図書館サービスの補完のため、複数の図書室・図書コーナー、予約本の貸出・返却ができるサービス・ポイント、返却ポストによるサービス提供体制の再構築を行う。

成東図書館が入る成東文化会館のぎくプラザ

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