前橋市は臨江閣(大手町3-15)で進めている防火対策事業について、2026年度に施設内の防火対策工事を計画している。26年度当初予算案には文化財施設整備事業として、防火対策工事に1億530万円を計上した。
臨江閣は国の指定重要文化財。対象となるのは▽本館(W造2階建て、延べ床面積445㎡)▽別館(W造2階建て、延べ床面積1102㎡)▽茶室(W造平屋、床面積61㎡)-。
26年度の工事は施設内での工事が中心となり消火栓や自動火災報知機の更新、防炎シートの設置、屋内外への炎センサー設置工事を予定する。このほか、火災の自動通報装置と夜間に全域で電気を遮断する装置の設置工事なども内容となる。工事は一般競争入札での発注を見込んでいる。
臨江閣は、現在も防火基準を満たしており、さらなる防火対策として工事を計画。24年度から3カ年で防火対策を進めるもので、24年度に実施設計を景観建築研究機構(前橋市)へ委託した。25年度は、国指定重要文化財臨江閣屋外防火対策工事として、施設外を中心とした工事を星野総合商事(前橋市)が受注。消火栓や消火水槽を設置している。26年度に発注する工事で、予定している防火対策工事は全て完了となる見通し。
















