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栃木県日光土木事務所

日光土木、月内に文挾BP2期予備設計、北側2㎞3案からルート抽出

2026/03/12 栃木建設新聞

 県日光土木事務所は、国道121号文挾バイパス2期工区(日光市小代~鹿沼市境、延長約3900m)のルートを検討する予備設計を月内に委託する。概略設計では3900mのうち北側2000mについて1級河川行川の河岸段丘や圃場の斜切りなどをコントロールポイントに3ルート案を検討。南側1900mは行川の段丘面と圃場の区画に沿った推奨ルートを固めた。予備設計では3案を抽出した北側について地形的要因や圃場の位置と区画形状、浸水深を見直した行川の浸水想定区域などをコントロールポイントに今秋をめどに最適なルートを固める見通し。

 2期工区は北を主要地方道宇都宮今市線から鹿沼市境まで3900mのルートを選定。平坦性の地形条件とともに、選定範囲には小倉地区圃場整備事業実施区域が含まれる。

 2期工区のルートは、東の現道と行川の間に設定。北側2000mは行川の河岸段丘が発達し氾濫原から段丘面へ移行する段丘崖では、比高を緩やかに保つため切り土構造で施工する計画。

 3案のうちA案は直線的なルートで走行安定性を重視。B案は圃場の斜切りを極力回避し緩やかなカーブを描く法線となったほか、C案は行川に沿ったルートで浸水想定区域図との整合を検討。走行の安全性を担保する。

 南側1900mは平坦な段丘上にルートを取り、現道の西側に並行。鹿沼市境付近で現道に合流する。

 2期工区は段丘崖を除けば、橋梁や比高を利用した交差道路との立体化など大型構造物の計画はない。圃場の斜切りや交差道路との形状などで利用価値のないルート上の土地には雨水排水計画と整合を図り、調整池などを検討していく見通し。

 2期工区は19年度に概略設計を富貴沢建設コンサルタンツに委託。概略ルート3案を提示した。

 24年度には3次元点群測量を採用し平面図化を2分割。同地を流れる行川の浸水想定区域図のデータを平面図化に活用。平面図化は北をヨネヤプランニング、南は安田測量が担当。

 25年度には公図公簿調査を3分割。ヨネヤプランニング、日昌測量設計、ニッコーが担当した。

 26年度には予備設計を踏まえ路線測量。1期工区(板橋~小代、約3500m)の完了時期を見据え、2期工区の事業着手時期を検討していく。

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