国土交通省利根川水系砂防事務所は、草津町前口地区で行う砂防堰堤新設に向けた地盤改良工事と管理用道路舗装工事を一括で3月下旬に一般競争入札で公告する。堂沢砂防堰堤事業によるもの。工事発注規模は1億円以上2億円未満。工期はフレックス方式を活用し、約9カ月を見込んでいる。設計は建設技術研究所(東京都中央区)が担当した。
草津町前口地区は、火山噴出物により形成された地層で脆弱な地質のため、堂沢および中原沢は台風など集中豪雨による土砂流出が激しく、土砂災害警戒区域などに指定されている。そのため、下流に位置する主要地方道草津嬬恋線、前口地区の人家、公民館を土砂災害から保全し、地域の安全度向上を図るため事業を計画。鋼製スリット透過型、延長94m、高さ9・5mの堂沢砂防堰堤1基を新設する。工事着手は25年度で、27年度の完成を目指している。
今回は、砂防堰堤基礎部の軟弱層の地盤改良を実施する。また、堂沢砂防堰堤の管理用道路と隣接する中原沢砂防堰堤の管理用道路のコンクリート舗装を施工する。土工(床掘)が約7400立方m、地盤改良(中間混合処理)を約2000立方m、コンクリート舗装は延長約300m、幅員3m、面積約900㎡で整備を実施する。
今回の工事で砂防堰堤基礎部を整備し、今後は本体工事を進捗させる計画となっている。これまで、R6中原沢・堂沢砂防堰堤工事用道路工事として土工(ICT掘削約4000立方m、ICT盛土約2200立方m)、法面工、植生工約3400㎡ほかを佐藤建設工業(渋川市)が受注している。
















