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栃木県宇都宮土木事務所

宇都宮土木 橋種固め2㎞を4車線化、121号桑島大橋が予備設計

2026/03/20 栃木建設新聞

 県宇都宮土木事務所は、宇都宮市下桑島町の国道121号桑島大橋を含む前後約2㎞の4車線化に乗り出す。今秋をめどに予備設計で橋種を固め、引き続き4車線分の整備が完了している橋台2基の耐力度調査、詳細設計を委託する見通し。桑島大橋は1級河川鬼怒川に1975年に架設された橋長796m(幅員9・5m)の11径間連続PCヒンジラーメン橋。上流側に歩道が設置。下部工は逆T式橋台2基(左岸ケーソン杭・右岸直接基礎)、ケーソン杭柱式橋脚10基で構成する。

 暫定2車線で供用しているのは西が主要地方道宇都宮真岡線・一般県道下岡本上三川線交差点(西刑部町)~東が国道408号交差点間(上籠谷町)の約2㎞。

 121号の4車線化に併せ交差点影響部の西刑部工区が23年度に完了。市は408号バイパス(鬼怒テクノ通り)に接続する市道5340号線みずほの通りの4車線化を24年11月15日に完了。県は4車線化に併せ交差点影響部の上籠谷工区を完了させた。

 2㎞区間の4車線分の用地は取得済み。宇都宮土木は両交差点影響部の整備に併せ、22年度に2㎞区間の平面図化を東洋測量設計で実施した。

 桑島大橋前後の整備は橋梁設計を先行。上流側で4車線工事を進めている板戸大橋の進捗を考慮しながら、一般部の路線測量や詳細設計の時期を検討する。板戸大橋の新橋架設による4車線化は28年度に完了する計画。

 121号は宇都宮市の3環状12放射の一部を構成する幹線道路。高根沢・宇都宮・真岡に続く鬼怒川左岸の産業団地群にアクセス。県央地域の物流機能を担い、暫定2車線で供用している桑島大橋を含む2車線区間は朝夕の通勤通学時間に渋滞するなど1日を通して交通量が多い。4車線化の目安となる12時間交通量も1万台を超えている。

 桑島大橋は架設後50年が経過。延命化を目的に継続的に修繕工事を実施している。

 桑島大橋の予備設計は総合評価型指名競争入札を適用。4月22日に開札する。

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