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山梨県笛吹市

26年度に5施設設計 社会体育施設などの空調整備

2026/03/24 山梨建設新聞

 笛吹市は社会体育施設や学校体育館の空調整備について、2026年度に5施設の設計に着手する。現在同施設や学校体育館に空調は整備されておらず、27年度から年5、6施設ずつ工事を進める。空調は災害時に使用することを想定し、ガス式を採用する方針。30年度までの完了を目指す。市は26年度当初予算案に設計費2428万8000円を計上した。

 社会体育施設のうち石和清流館については、26~27年度にかけて実施する大規模改修の中で、断熱性を向上させる改修や空調の設置を行う。その他の施設については、空調設備の選定を進めた上、26年度に5施設の設計を実施。設計の翌年度に工事を行うサイクルで年5、6施設ずつ工事を進める。財源には有利な交付税措置が受けられる緊急防災・減災事業債を充てる方針だ。

 市では空調整備に向け25年度、対象施設の断熱性調査を実施。施設の断熱性を確保、向上させるための具体的な手法を検討した。

 施設ごとに、壁や天井の材質から見る現在の断熱性や換気・給気方式、開口部である窓や出入口の改修の必要性、通風状況や日射による影響を確認。床面積や天井高を踏まえた空調設備の想定台数を算出した。

 併せて室内機設置に伴い支障となる設備の有無や室内機設置時の補強対策、室外機設置スペースの有無、騒音や振動への配慮の有無など詳細な条件も確認。その結果断熱性の確保については新たな対策は必要なく、屋根への遮熱塗装が有効であることが分かった。

 空調方式については電気とガスのイニシャルコストやランニングコストを比較。室外機などの必要な設備が施設の敷地内で完結できることや停電時にも利用可能であることなどを踏まえ、電源自立型ガス式空調が適しているとした。

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