県道路建設課は、茨城県と千葉県を結ぶ都市軸道路(仮称)利根川橋梁について、新年度は詳細設計に着手する。併せて、つくばエクスプレスと一体で下部工が整備された区間の上部工事を千葉県に委託する方針で、施行協定の締結を目指す。新年度当初予算案では、2027年度の債務負担行為として設計委託に2億9000万円、千葉県との協定締結に向けて1億2000万円を設定している。 (仮称)利根川橋梁は、千葉県柏市小青田と茨城県守谷市大柏を結び、県境部の利根川を渡河する延長約
3・5㎞の計画。このうち、千葉県側取付部が約1・6㎞、渡河部が約900m、茨城県側取付部が約1㎞。計画幅員は12m、道路規格は4種1級、設計速度は60㎞/h。全体4車線のうち、片側の暫定2車線整備を計画する。本年度から新規事業化され、全体事業費は約498億円、事業期間は約18年間を想定している。
埼玉県三郷市から千葉県を経由し、茨城県つくば市を結ぶ都市軸道路沿道地域では、TX沿線開発と併せて大規模な住宅団地や工業団地の整備が進み、さらなる人口増加、企業立地、経済活動の発展が見込まれる。一方、守谷市と柏市との間の利根川橋梁部は慢性的に混雑が発生し、両県間の交流や連携、物流の妨げとなっており、新たな橋梁の整備が求められていた。同事業により、周辺地域の交通混雑緩和と安全性向上が図られ、交流人口の拡大、災害時・事故時のリダンダンシー確保などの効果が期待される。

















