土浦市は、上高津貝塚長寿命化改良工事および展示室・ホール改装を実施する。新年度当初予算には、長寿命化改良事業に総額10億2700万円、再整備事業へは1億348万9000円の2カ年継続費をそれぞれ組んだ。工事は本年9月から2028年4月までの19カ月程度を予定しており、建築主体工事、電気設備工事、空調設備工事の3分離で発注する見込み。改修工事と並行して展示改装に係る業務を委託し、施設のリニューアルを図る方針だ。
長寿命化改良工事では、考古資料館(上高津1843)の屋上防水・屋根改修をはじめ、外壁改修、内装改修を実施。電気設備工事では展示室内のLED化を進める。また、機械設備工事として老朽化した空調設備を更新。現在はホールおよび展示室にエアハンドリングユニットが、その他諸室にはパッケージエアコンが整備されている。
今回の工事内容には、駐車場など外構工事は含まれない。工事は文化学習施設等(文化施設・生涯学習施設)長寿命化計画に基づいて実施するもの。計画的な改修により、経年劣化が見られる部位の機能維持・向上を図る。基本・実施設計を綜企画設計(本社・中央区)が担当。
同施設では長寿命化改良に合わせて、展示室およびホールの展示内容のリニューアルを行う。業務概要としてはレプリカやパネル等の展示物製作および設置を予定。最新の研究結果を反映した展示へと内容を刷新していく。日展(本社・台東区)が24年度に展示改装基本・実施設計をまとめた。
今後は9月の着工に向けて発注手続きを進めていく。28年4月までの工事期間中は施設を休館し、仮事務所にて執務を行う計画だ。長寿命化改良工事費が総額10億円、監理委託費は総額2700万円。展示改装委託費については2カ年総額1億348万9000円の継続費を編成。26年度当初予算の内訳が、建築主体工事費9700万円、機械設備工事費6000万円、長寿命化改良電気設備工事費4300万円、監理費540万円、重要文化財および事務所移転委託費275万円など。
建物概要に関してはRC造2階建て、延べ床面積1760㎡、1994年築。館内には常設展示室、特別展示室、ホールのほか、展望室、体験学習室、埋蔵文化財発掘調査センター、資料管理閲覧室、遺物整理室、図書室などを有する。


















