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参考価格は24億3500万円/県内企業参画に400点中30点/四徳発電所改修プロポ

2026/03/27 長野建設新聞

 県企業局は25日、四徳発電所(中川村大草、最大出力1800kW)の大規模改修工事について、公募型プロポーザルの手続きを開始した。参加形態は単体、JVいずれも可能。参加表明書の提出期限は4月22日。参加資格保有者には7月8日の期限で提案審査書類の提出を求め、技術対話、プレゼンテーション、ヒアリングの審査を経て8月中旬に優先交渉権者を決める。事業費の参考価格は24億3500万円(税抜)。

 発注方式は設計・施工一括方式。主な参加資格は◇2010年度以降に発電出力が100kW以上の水力発電所の新設または大規模改修工事の元請実績、もしくは自ら施工した実績を有すること◇監理技術者を専任配置できること―。

 事業者の選定に当たっては、公営電気事業経営者会議事務局長、南向土地改良組合長、中川村環境建設課長、企業局電気事業課、南信発電管理事務所飯田発電建設事務所企画幹兼所長の5人で構成する技術評価会議を設置する。

 審査では提案内容を400点満点で採点。内訳は「事業全体に関する項目」が6項目計170点。「設計建設業務に関する項目」が7項目計230点。県内企業の参画については30点を配点する。価格点は100点満点。

 四徳発電所は、四徳川からの取水を約2.6㎞のトンネルで導水し、農地のかんがい用水を分水した後、発電を行う水路式発電所。1964年に運転を開始した。昨年10月には導水路他健全度評価業務を発注し、日本工営(長野市)が2847万3000円で落札している。

 本工事では、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し売電することを想定し、総合効率の最適化による年間発生電力量の向上、塵芥等の影響を受けにくい設備設計による長期間稼働可能な発電所を目指す。

 事業期間は応募者の提案によるが、2030年8月31日を超えないこととする。県が想定する標準的な工程は調査・設計が26~27年度、機器製作が27~29年度、工事が28~30年度。

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