記事

事業者
茨城県かすみがうら市

6月にも業者選定/本部・西署12億、東署7億

2026/04/01 日本工業経済新聞(茨城版)

 消防庁舎の移転整備事業を進めているかすみがうら市は、6月にも整備工事の業者を選定する。移転先は本部・西消防署が市役所千代田庁舎。東消防署は旧霞ヶ浦保健センター跡地。工事費は本部・西署の改修・新築が約12億円、東署の新築には約7億円。新築規模に関しては西署(訓練塔含む)が延べ1450㎡、東署は830㎡となる。9月市議会定例会に本契約議案を諮り、2028年2月までの工期で整備を進めていく。既存施設は28年度以降、解体する計画。

 消防本部・西消防署整備工事では、市役所千代田庁舎(上土田461)を一部改修し、消防本部機能を移転。併せて、同庁舎駐車場敷地に西消防署を新築する。工事費予算額が12億3728万2000円。

 改修工事の施工面積が約450㎡。防災センターの床改修、LED照明改修や、旧保健福祉部エリアにおける間仕切り設置などを行い、事務室、消防長室、職員用研修室、トレーニング室などを設ける予定。

 西消防署庁舎は、S造2階建て、延べ床面積1230㎡で計画。消防本部と渡り廊下で結ぶ形となる。諸室については車庫、事務室、通信室、救急消毒室、生活スペース(食堂、仮眠室、シャワー室)、倉庫など。庁舎西側の駐車場敷地にはS造3階建て、延べ床面積220㎡の訓練塔(A・B)を整備する。外構関連では、現在の庁舎入口の手前側に緊急車両用出入口(W13・85m)を設け、市道0001号線に停止禁止エリアの路面標示を設置する計画。

 東消防署の移転先が、旧霞ヶ浦保健センター(深谷3671-2)跡地。工事費6億9973万2000円を充て、S造平屋建て、床面積830㎡規模の庁舎を新築する。諸室については車庫、事務室、多目的室、研修室兼トレーニング室、救急消毒室、生活スペース(食堂、仮眠室、シャワー室)、倉庫など。外構には防火水槽(40t)、駐車場(来庁者用10台、職員用23台)などを整備する。

 工事のスケジュールに関しては、6月までに設計内容照査業務を実施。必要に応じ、埋蔵文化財発掘調査を行う。26年度当初予算には照査委託費620万4000円、発掘調査委託費776万円を計上。

 順調に進めば6~7月に工事業者の選定・仮契約締結まで進め、9月議会の議決を経て着工の流れとなる。27年11月に予定しているいばらき消防指令センターシステム切り換えに合わせて施工を進め、28年2月の工事完了を目指す。同年3月に引っ越し作業を行い、新庁舎業務を開始。4月以降、既存施設を解体する方針だ。

 既存施設に関しては消防本部・西消防署(上土田501)がRC造2階建て、延べ床面積744・11㎡、1977年築。東消防署(宍倉2410-6)がRC造平屋建て、床面積448・06㎡、79年築となる。

記事資料 記事資料 記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら