北陸地方整備局は、現場で活用してきた「工事書類スリム化ガイド」と「工事円滑化4点セット」について、課題を踏まえて必要な改定を行った。いずれも同局ホームページへ掲載している。
まず、スリム化ガイドは、施工条件確認部会で同ガイドの順守を受発注者双方で確認することを強調するとともに、ウェブ会議システムを活用した会議資料はペーパーレスを基本とすることを明記。また、変更図面、数量計算書の作成は原則、発注者が行うが、協議により受注者で対応する場合は発注者が費用を負担すること、創意工夫・社会貢献などに関する説明資料は、合わせて10項目を上限にすることも明記した。他にも、提出されがちな主な不要な書類の例のリスト化、施工体系図の様式は樹状図型式、表形式どちらでも良いこと、活用するASPのベンダーは指定しないことも明確にしている。
円滑化4点セットに関しては、受発注者が活用しやすいよう統合版として集約したほか、条件明示チェックリストを見直して概数・概略発注時の設計成果提示時期の明示などを行った。設計照査時の受発注者の責任分担や工事中止の区分の違い、増加費用範囲の明確化、設計変更事例、受発注者のコミュニケーションに関する取り組みも追加している。
北陸地整では、さらなる工事の円滑な施工、受発注者双方の働き方改革を実現するため、工事現場での活用を実践していく考えだ。
















