牛久運動公園(下根町1400)の今後の在り方について、牛久市と地方自治研究機構が共同でまとめた提言が公表された。園内6施設の整備に関する今後の方向性を提示。野球場における大会等の誘致に向けた整備が必要であるとした一方、屋外プールについては閉鎖の検討が必要との見方を示した。その他施設については、おおむね予防保全型の維持管理が望ましいとしている。今回の提言を踏まえ、市では早ければ2027年度から再整備に着手する構え。
提言は「市内スポーツ施設の利活用に向けた調査研究」として3月にまとめたもの。園内6施設(野球場、多目的広場、テニスコート、体育館、武道場、プール)について、施設状況や代替施設、利用者の評価を元に今後の整備の方向性を検討。
野球場は両翼100m、中堅122m、観客席280席を有する。整備の方向性としては空調機器などの暑熱対策や照明器具等の整備、防球ネットの改善などを挙げ、高校野球県大会やリトルリーグ全国大会等の誘致に向けた環境整備を推進すべきとした。
多目的広場の総面積は2万2000㎡で400mトラックを備える。利用率向上に向けた改善策として、フィールドへの人工芝設置などを挙げている。
テニスコート(10面)、体育館(RC造2階建て、延べ床面積5754㎡)に関しては老朽化した施設・器具等の更新を進めることが望ましいとしている。武道館(RC造一部S+W造平屋建て、床面積1694㎡)については18年度竣工で利用者満足度も高いことから、引き続き施設機能の維持に努めていくことを推奨。
屋外プール(50m)は閉鎖もやむなしとの見方を示した。同施設は老朽化および新型コロナウイルス対応で20年度より営業中止となっており、近隣市の施設で代替する案を示している。跡地利活用についてはニーズが高いスポーツ等ができる環境や、屋外で体を動かせる場を整備する方向性も考えられるとした。
市では今回の提言を踏まえ、優先順位や具体的な整備方針について検討を進める。財政状況を見つつ、早ければ27年度より再整備に取り掛かる想定だ。

















