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長野県施設課

準備工事を来月中旬/解体工事は6月/須坂新校

2026/04/04 長野建設新聞

 県施設課は須坂新校の解体1期工事に先立ち、除却する施設の電気・管設備の配線、配管を支障のないよう事前に切り回す準備工事を5月中旬にも公告する。発注形態は電気設備と機械設備の2分離で、入札方式は受注希望型競争入札。解体1期工事の公告は6月を予定しており、2027年度にかけて行う。

 準備工事2件は2日に開かれた課の建設工事請負人等選定委員会で審査、了承された。入札参加資格は電気設備が816点以上、北信地区本店。機械設備が管869点以上、県内本店。開札予定時期は6月上旬で、工期は約180日。発注規模は税込み予定価格1億6000万円未満。

 解体1期工事で除却するのは第一農業本館、第二農業本館、農業経済科棟、食品化学科棟など。年間発注計画によると工期は12カ月を見込む。完了後、跡地に校舎2棟(南棟、中棟)を建設する「新築1期工事」に入る。

 県教育委員会は1月に開いた新校再編実施計画懇話会で、アスベスト除去作業や埋蔵文化財発掘調査などの問題により、工期を当初計画から29カ月延長することを報告。新築1期工事で建設する校舎の供用開始は当初、開校に合わせて29年4月を予定していたが、5カ月ずれ込む。ただし、開校時期に変更はない。

 新築1期工事の完了後、29年度中に開始する解体2期工事では、混合教室棟、第一体育館、課外活動部室などを除却。その後、新築2期工事を30~32年度にかけて行う。新築する施設は北棟、大体育館、地域連携棟、音楽棟などで、供用開始予定は33年4月。最後に仮設校舎の解体と外構工事を実施し、同年12月に竣工する。

 須坂新校は須坂市にある須坂創成と須坂東高校を統合し、須坂創成の校地を活用し整備する。昨年度に更埴建設(千曲市)の施工によりプールの除却工事を実施。現在は跡地で仮設校舎の建設が大和リース(大阪市)により進められている。新校施設整備に係る設計業務はコンテンポラリーズ(神奈川県横浜市)と第一設計(長野市)のJVが担当した。

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