国の2026年度当初予算が成立し、北陸地方整備局には3933億9900万円が配分された。内訳は直轄事業が1741億4900万円、補助・交付金事業は2192億5000万円で、新潟県への配分額は988億6700万円。国庫債務負担行為(ゼロ国債)で163億円を設定する。県内の新規事業では長岡市の国道116号交通安全対策(敦ヶ曽根交差点事故対策)に着手する方針で、調査設計費1000万円を計上している。
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前年度当初予算と比べ、北陸地整への配分額は1・02倍、直轄事業費は1・02倍、補助・交付金も1・02倍で、新潟県への補助額は0・92倍となる。25年度補正予算を含めた予算額は5380億4800万円で、1・02倍となった。
県内における主要事業を見ると、治水事業で信濃川水系緊急治水対策プロジェクト(信濃川)に26億9900万円を配分し、小千谷市ほかで河道掘削、遊水地整備を進める。大河津分水路令和の大改修(燕市・長岡市)では、山地部掘削、低水路掘削、床固改築、橋梁架け替えを行うため、68億円を投じる。小須戸橋架替事業(新潟市)には8億7800万円を盛り、橋梁架け替え、埋蔵文化財調査、地盤改良、盛土を推進する。
道路事業では、新潟市の新潟中央環状線(江南区割野~南区上塩俵)事業を新規事業化する方針で、16億2500万円を計上。調査設計、用地買収、改良工、橋梁下部工を実施する。国道7号朝日温海道路(村上市~山形県鶴岡市)は事業費105億円で県内区間において用地買収、改良工、(仮称)2号・11号トンネル工、橋梁下部工、舗装工事を計画。新潟市の国道7号では沼垂道路の調査設計に1億円、用地買収、改良工、橋梁上下部工を進める栗ノ木道路に19億5000万円、紫竹山道路に16億円を予算化した。国道253号上越三和道路(上越市)では22億1600万円で改良工、橋梁下部工を、国道289号八十里越(三条市ほか)では13億円(福島県分含む)で改良工と舗装工を実施し、27年夏の開通を目指す。
港湾事業では、新潟港の東港区南ふ頭地区国際物流ターミナル整備事業(聖籠町)に17億6400万円を計上、岸壁の改良および泊地整備を完成させる。営繕事業では上越地方合同庁舎(上越市)の空調設備改修に2000万円を配分した。
補助事業では胎内川ダム総合開発事業(胎内市)に7億9100万円を付け、新設導流部の掘削、コンクリート打設、副ダムのスリット化による洪水吐増設工事を行う。国道253号三和安塚道路(上越市)では23億2100万円で改良工と橋梁上部工を進める。
















