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塗装現場で見学会開く/循環式ブラスト工法周知へ/安保塗装

2026/04/10 長野建設新聞

塗装業の安保塗装(本社=安曇野市三郷明盛3964-1、安保充彦代表取締役)は3月11日、県内発注工事で初となる「循環式ブラスト工法」と「先行床施工式フロア型システム吊足場(クイックデッキ)」を組み合わせた工法を周知するため、施工業者や測量・設計業者、発注機関などを招き、千曲市の万葉橋で工事現場見学会を開催。また、現場事務所では新たに導入したレーザークリーニング機(ダイオキシン対策対応)の展示も行った。

現場は県千曲建設事務所発注で同社施行の「令和7年度国補道路メンテナンス(橋梁)工事」。工事概要は橋梁補修工N1橋:桁塗装塗替工A2520㎡。同工事では、県内で初めて循環式ブラスト機を吊足場上に設置。これにより、通行車両や歩行者の安全確保を図った。

見学会で同社の安保充彦社長は「循環式ブラスト工法は従来工法の40分の1程度までごみを減らすことができる。工事費は増えるが、ごみ処理費は少なくなるため、トータルすれば従来方式より安くなる。実際に現場を見て、理解を深めていただく機会になれば」とあいさつした。

参加者は複数班に分かれ、施工現場で実際に循環式ブラスト工法を用いた作業中の様子を見学したり、現場事務所では日綜産業(千葉市)が取り扱う先行床施工式フロア型システム吊足場(クイックデッキ)やSANOUTEC(福岡市)が取り扱うレーザークリーニング機(ダイオキシン対策対応)などの説明を受けた。

循環式ブラスト工法は、鋼橋等の旧塗膜の除去および素地調整において、耐摩耗性の高い金属系研削材を使用し、ブラストによって剥離させた塗膜くずと使用した研削材を共に回収し、両者を選別したうえで研削材を循環再利用するブラスト工法。研削材を循環再利用することで、その量に相当する産業廃棄物の発生を抑制し、環境負荷の低減を図ることができるほか、ブラスト時に発生する粉じんも最小限に抑えられる。

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