アザレアタウンの整備で山梨市は、第1期計画(2025~29年度)の概算事業費として47億円を見込んでいる。内訳は土地区画整理組合主体で実施する換地や区画道路整備などが30億円、市が進める街路整備が約17億円。市は工事が本格化すると予想される28年度以降に、支出のピークを迎えるとみている。
26年3月定例市議会の土屋裕紀議員の代表質問で、市が計画について答えた。組合主体で実施する区画整理では、25年9月に地権者と個別に面会し、土地活用に関する意向調査を行った。換地設計や区画道路などの詳細設計も始めており、新都市設計を中心に作業を進めている。
一方、市が同タウン内に整備する都市計画道路・北中学校東通り線については、これまでに路線測量(L1km)や道路詳細設計(L0・89km、平面交差点1カ所)を実施。峡東測量設計が業務を請け負った。市は26年度以降、用地測量や物件調査などに着手する。
同事業には5カ年を1期とする国の都市構造再編集中支援事業の補助金を活用する。市は第1期計画の25~29年度の概算事業費について「土地区画整理事業が設計、換地、補償、工事など約30億円。街路事業が設計、補償、工事合わせて17億円を見込んでいる」と説明した。
事業費ベースの執行状況については「25年度に実施した設計業務などは、おおむね当初の事業計画に沿った執行状況。大きな事業費の増減は生じていない」とし、工事の本格化により28年度以降、支出がピークに達するとみている。
同事業は2024~39年度までの16年間で計画。全体で区画整理69億円、街路事業37億円、その他事業17億円の計123億円を見込んでいる。
市は整備後、JR山梨市駅や東山梨駅の徒歩圏内で市役所や医療機関にも近接する好立地を売りに、移住者を呼び込む方針だ。防災意識が高まる中、土砂災害や水害の恐れが少ない利便性の高い地域としてアピールする。市議会からはかねてより、移住者へのインセンティブの具体的な内容について質問が挙がっており、高木晴雄市長は今回の議会で「28~29年度ごろをめどに最良のプランを示したい」と話した。

















