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群馬県片品村

鎌田エリア再整備で調査業務

2026/04/11 群馬建設新聞


片品村は、鎌田地内の道の駅周辺など鎌田エリアで行う一体的拠点再整備事業について、遅くとも5月中に事業化案の整理、概算事業費の算出、事業手法の検討など調査業務を開始する。このほど、同エリアの公共施設および観光拠点の一体的再整備に向けたPPP・PFI等導入可能性調査業務が国土交通省の先導的官民連携支援事業の支援対象として選定され、補助金交付が決定したことを受け、事業を推進するもの。プロポーザル方式での公募を視野に入れて準備を進めている。

再整備事業は、村の中心地である鎌田エリアを活性化させ、村全体ににぎわいと豊かさの創出を図ることを目的としている。また、役場庁舎の老朽化が著しく対応が必要となっていることや、人口減少対策として定住促進のための村営住宅の整備、尾瀬の玄関口として魅力的な観光拠点にするための道の駅尾瀬かたしな(鎌田3967-1)の再整備の必要性も見込んでいる。

基本構想の素案では、定住促進のための村営住宅の新設や、老朽化した役場庁舎の移転整備、道の駅エリアの再整備に加え、小中学校あり方の検討が含まれている。

2026年度は、官民連携導入可能性調査業務を推進するほか、スケジュールを含めた基本計画の策定、検討委員会の立ち上げなどを予定している。並行して住民への説明会も引き続き順次開催していく。

現時点での案では、役場の移転候補地は国道401号の尾瀬大橋北側に位置する村有地を予定。敷地面積は約1万1000㎡となっている。同村有地の東側に位置する敷地面積3400㎡の村有地などには村営住宅の建設を想定している。また、道の駅は、年間約60万人が来場する人気の施設ではあるものの、北側に役場庁舎があることなどにより景観が損なわれており、再整備することで新たな魅力の創出が見込まれている。価値ある尾瀬ブランドのさらなる魅力強化のため、道の駅エリアに施設棟の増設や緑地公園の拡張など、今後検討を進めていきたい考え。

計画策定が進めば、まず村営住宅の整備から着手したい考えを示している。その後、役場庁舎の再整備を行った後、道の駅エリアの再整備を行う。また、小中学校のあり方の検討も開始し、学校整備の必要性を精査していく。

鎌田エリアは、村役場など村の中核となる公共施設や道の駅などが立ち並び、また、尾瀬やスキー場など観光地への玄関口でもある。さらに、日光方面にも通じる国道120号にも面する交通の要衝となっている、同村にとって重要なエリア。鎌田エリアを充実させ発展させることが、村全体の活性化や経済効果、暮らしやすさにもつながると考え、これまで地域の意見を踏まえながら、内部で構想を練るなど検討を進め、各地区での説明会を開催してきた。

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