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新ICを事業許可/成田空港と圏央道を直結/金子国交相

2026/04/14 日刊建設タイムズ

 金子恭之・国土交通大臣は10日、一般国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「成田空港周辺インターチェンジ(IC)(仮称)」について、地域活性化ICとして高速道路会社(NEXCO東日本)へ事業許可を行った。第2の開港プロジェクトが進む成田国際空港と、広域的な道路ネットワークの主軸となる圏央道を直結する新たな交通結節点が実現する。事業主体は、NEXCO東日本と千葉県。事業期間は2026~32年度の7年間。全体事業費は約104億円。

 事業許可は道路整備特別措置法第3条に基づくもので、これを受けて熊谷俊人知事と藤井直樹・成田国際空港代表取締役社長がコメントを発表した。

 熊谷知事は、新規事業化に尽力した金子国交相をはじめとする国交省関係者および議員に謝意を表した上で「引き続き、成田空港へのアクセス強化や空港周辺の地域活性化が図られるよう、早期完成に向けて全力で取り組んでいく」と力を込めた。

 藤井社長も関係者に感謝の意を表し、「『成田空港第2の開港プロジェクト』において整備する新貨物地区と圏央道が直結し、物流コストやリードタイムの削減が図られる」とし、成田空港の国際競争力の一層の向上に期待を寄せた。

 新ICは、圏央成田IC・多古IC間に設置する。

 全体事業費の内訳は、県負担分約72億円、高速道路会社負担分約32億円。県は、ランプなど接続部分の整備を空港会社と連携して行う。高速道路会社は、料金所の整備および本線の拡幅を担う。

 国交省の新年度予算では、千葉県への補助事業として4000万円を配分している。

 新ICの計画概要は▽接続形式=本線直結型▽形式=全方向(フルインターチェンジ)▽形状=トランペット型▽ランプ種別=A規格▽運用形態=全車種24時間▽設計速度=40km/h▽規模=延長3・5km、幅員14・5m(路肩2・5m×両端、車道3・5m×両側、中央帯2・5m)――となっている。

新ICの位置と周辺の開発計画 新ICによる新貨物地区から圏央道までの時間短縮の概要

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