病院再生事業として外来センターの移転新築を計画している公立藤岡総合病院は、近く施設の基本設計に着手する方針で、早ければ1月末、遅くとも2月早々にも委託業務に係る入札を行う。
外来センターの新築は、同病院の老朽化や狭隘化や外来駐車場の不足などから、利用者の通院、利便性の向上等抜本的な改善が必要とされていた中で計画が浮上した。
同センターの移転にあたっては、現病院から一・五km離れた中栗須地内の福祉施設「栗須の郷」北側の私有地を確保する予定で、注目される規模については、四階建てを想定しているが延べ床面積は、現段階では明らかになっていない。2002年4月の開業を目指し、今後準備を進めていくとしおり、総事業費には約83億を試算している。