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群馬県昭和村

小中学校統合事業で建設候補地決定目指す

2026/04/15 群馬建設新聞


昭和村は、検討を進めている小中学校の統合について、9月をめどに建設候補地の決定を目指している。現在、建設候補地は6案挙がっており、統合小中学校推進協議会で協議を進めている。建設候補地決定後、早ければ2026年度中に基本計画の策定業務に着手したい考え。28年度までに基本設計と実施設計を策定し、29~30年度で建設工事を進め、31年4月の開校を目指す。

同協議会ではこれまで、学校制度を義務教育学校とすることを村長に報告。25年度から候補地選定の基準について擦り合わせを行い、浸水想定区域の調査や研究、先進事例の視察、評価する候補地評価シートについても協議を行ってきた。建設候補地別の建設費の試算なども行い、絞り込んでいく段階となっている。

建設候補地は①糸井総合福祉センター東側②東小学校③総合運動公園隣接地④南小学校⑤森下地内鎌沢⑥昭和中学校-の6案。

糸井総合福祉センター東側は敷地面積3万3700㎡。敷地が公道を挟んで分かれるため駐車場、遊具スペース、テニスコートなどが学校施設側と連携しにくい点や、スクールバスターミナルが道路の向かい側に配置される点が課題として挙げられている。建設費の試算は69億円。

東小学校は、敷地面積3万4931㎡。建設費の試算は既存校舎利用し増築の場合58億円。建て替えの場合は67億円となる。

総合運動公園隣接地は敷地が広いため配置にゆとりがあり、余剰スペースも生じる。敷地面積は5万7950㎡、建設費の試算は70億円。

南小学校は敷地面積3万7029㎡。既存体育館を解体し、中学部校舎と体育館、学童クラブ、バスロータリー、ターミナルなどを建設する場合の建設費の試算は56億円、すべて解体し新設する場合は70億円。

森下地内鎌沢は敷地が広く配置にゆとりがあり、余剰スペースもある。敷地面積約5万2000㎡。建設費の試算は71億円を見込む。

昭和中学校は敷地面積は約4万㎡。敷地の西側を流れる片品川で堤防などの護岸整備が未実施となっている。建設費の試算は増築の場合は60億円。解体し新築する場合は66億円。

施設整備は、義務教育学校の良さや特性を十分に生かせる施設にするとともに、地域コミュニティの中核として、住民との協同・利活用の活性化が図れる施設を目指すとしている。建設候補地は、村の現状や将来性を考慮し、地域の教育環境の改善と効率性を重視しながら検討を進める。

統合計画の対象となっているのは▽東小学校(糸井1287)▽南小学校(川額123)▽大河原小学校(糸井5455-354)▽昭和中学校(橡久保488-1)-の4校。

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