記事

事業者
国土交通省

【公共建築】次期改定28年度に作成/標準仕様書のデジタル化

2026/04/16 本社配信

 国土交通省は、2028年度をめどに公共建築工事標準仕様書をデジタル化する。有識者による検討会が3月末にとりまとめた「標準仕様書デジタル版(当初版)のあり方」を踏まえ、ユーザーのニーズに対応した無理のない仕様書とするため、持続的に検討を進め、次期改定の際に標準仕様書のデジタル版として作成・公開を目指す。

 標準仕様書は、公共建築工事において使用する資機材や工法などについて標準的な仕様を取りまとめたもので▽建築工事編▽電気設備工事編▽機械設備工事編―がある。建築物の品質や性能を確保し、設計図書作成の効率化や施工合理化などを目的に、契約図書の一つとして適用される。

 通常は3年ごとに改定しており、最新版は25年3月に制定された。次期改定の28年3月ごろを目指し、デジタル社会に向けた公共建築工事標準仕様書のあり方について、有識者会議を立ち上げて業界団体からの意見聴取も実施しながら検討を進めている。

 データ形式はホームページ上での閲覧を想定するほか、ダウンロードしてデータ連携が図れるようHTML形式とエクセル形式の2種類での公開を想定している。掲載テキストについては本文だけでなく、表に記載したものも検索できるよう配慮。また将来のデジタル版のあり方、改定に伴う章、節、項の番号変更などへの対応、コード見直し、ID付与などの可能性などユーザーニーズを踏まえ、さらに検討を進める方針。

 今後は標準仕様書の電気設備工事編や機械設備工事編の規程において引用されている機材の形式、形状、施工要領例などを示す「公共建築設備工事標準図」についても、併せて検討を進めていく。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら