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群馬県前橋市

前橋市が最終処分場で本年度は業務推進

2026/04/17 群馬建設新聞


前橋市は小坂子町へ新設を計画している最終処分場について、2026年度に処分場の用地測量と生活環境影響調査、進入路の詳細設計および用地測量業務の委託を計画している。いずれも一般競争入札を見込んでおり、早期の公告に向けて準備を進める。30年度から33年度までの4カ年での工事を想定しており、34年度の供用開始を目指している。

本年度に委託する最終処分場の用地測量と生活環境影響調査は、2カ年での実施を予定。当初予算にはそれぞれ27年度債務負担行為を合わせて、用地測量4663万3000円、生活環境影響調査2561万2000円を充てている。また、最終処分場進入路の詳細設計および用地測量は3480万円を計上した。

27年度に用地測量と環境影響調査が完了した後、28~29年度に実施設計を作成。30~33年度に本体工事、34年度の供用開始を見込んでいる。また、最終処分場からの処理水放流管についても整備を予定。具体的なスケジュールはこれから詰めることとなり、設計業務を単独で委託する方針。

最終処分場の建設予定地は小坂子町別所地内の敷地約8ha。既存最終処分場の残余容量が34年度になくなることから新たに整備を計画した。

基本計画では、埋め立て面積約3ha、埋め立て容量約21万1000立方mのオープン型処分場を想定。焼却残渣や不燃残渣などを埋め立てる。埋立地のほか、管理棟・浸出水処理施設、防災調整池、覆土置き場などの整備を予定している。浸出水処理施設は、処理能力が1日あたり90立方m、調整槽揚力1万3800立方mを見込む。処理水については、五代川までの約2・6㎞に管を布設して放流する。基本設計は24年度にエックス都市研究所(東京都豊島区)へ委託している。

処理場までの進入路は、県道四ツ塚原之郷前橋線から処理場までの延長約230mの新設を予定。幅員は8mを基本に設定している。進入路の測定業務については井上測量設計(前橋市)が進めている。

なお、清掃施設整備に関して、前橋市、桐生市、伊勢崎市、みどり市、玉村町が共同でごみ処理施設の広域化に向けて協議を進めている。現在、ごみ処理広域化基本構想策定業務の受託者を公募型プロポーザルで選定しており、27年度までの2カ年で策定する方針。業務では、5市町の現状や課題のほか、建設予定地や運営体制、施設規模、概算事業費など広域化施設の基本内容をまとめるとしている。

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