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栃木県大田原土木事務所

大田原土木、矢板那須線関谷工区 都計変更、用地測量へ、14mに拡幅、2交差点改善

2026/04/17 栃木建設新聞

 県大田原土木事務所は、那須塩原市の主要地方道矢板那須線(都市計画道路3・4・14号関谷街道)関谷工区840mの道路詳細設計をまとめた。現道8mを両側2・5mの歩道を確保した14mに拡幅。狭あいで視認性の悪い関谷宿と関谷上町交差点を改善し右折レーンを設置する。関谷街道は16mで都市計画決定されており、10月の県都市計画審議会に諮問し線形と幅員を変更する予定。路線測量、道路詳細設計を踏まえ用地測量・物件調査に着手していく見通し。

 事業予定区間は、南を一般県道関谷上石上線が合流する関谷宿交差点。北は国道400号関谷北交差点まで840m。区間中央部付近で400号旧道が北西に分岐する関谷上町交差点が所在する。

 事業目的は安全な歩道と自転車通行を考慮した車道を整備し2カ所の交差点の線形を改良する。幅員構成は車道3m×2車線の両側に路肩兼自転車専用通行帯1・5m。歩道を両側に2・5m配置する。

 道路線形は道路の中心を基準の位置とし、両側に均等に拡幅。2カ所の交差点は安全性が確保されておらず、関谷上石上線が鋭角的に合流する関谷宿交差点は合流部南側を拡幅。関谷上町交差点では法線が緩やかになるよう東側を拡幅する。

 都市計画変更を予定する関谷街道の延長は1730m。幅員は一般部が16m、交差点部は17m。変更は一般部14mで、両側の歩道3・5mを1mずつ縮小し2・5m。交差点部は現都市計画と同じ幅員だが、両側の路肩を0・5mから1・5m、両側の歩道は3・5mから2・5mに変更する。

 都市計画変更のスケジュールは、5月中下旬2週間の計画内容の縦覧。6月には意見陳述の希望を確認し公聴会。8月にも2週間の都市計画案の縦覧を経て、10月に予定する県都市計画審議会に諮問する。

 現道は関谷上町交差点を境に南側が両側1・2mの歩道を確保した8・9m。このうち車道部幅員が6・5mで車道2・75m×2車線の両側に路肩0・5m。関谷宿交差点は一部片側2・2mの歩道が設置されている。

 関谷上町交差点北側は車道なしの8m。幅員構成が車道3m×2車線の両側に路肩1mを確保した。関谷北交差点は一部歩道があり、右折レーンが整備されている。

 関谷地区は400号関谷バイパスの整備に併せ土地区画整理事業を導入。バイパス沿いに事業所や商業施設、区画整理地内には住宅が進出。国・県道3路線が集中し塩原温泉と那須温泉にアクセスできる交通の要衝。

 1年を通じて交通量が多く、付近には小中一貫の義務教育学校箒根学園が所在。児童・生徒の通学路として関谷宿内の狭あいな矢板那須線の安全性を確保する必要性が高まっていた。

 16年度に路線測量を星野測量、道路詳細設計をピーシーレールウェイコンサルタントに委託し事業化を検討したが、地元調整を踏まえ中断。

 22年度には交通量調査を実施。交通量の推移とともに道路予備設計を委託。24年度に路線測量、25年度には道路詳細設計を行い事業化に備えた。交通量調査と路線測量を日研測量、予備・詳細設計はピーシーレールウェイコンサルタントが担当した。

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