優れた創意工夫によって科学技術の考案、改良などに貢献した実績が顕著な功労者を表彰する文部科学大臣表彰で、北陸地方整備局の花沢裕哉氏による「歩道除雪車の作業装置自動化機構の考案」が創意工夫功労者賞に輝いた。15日には北陸地整で受賞伝達式が行われた。
表彰対象の考案は、歩道除雪車の熟練オペレータ不足と担い手不足対策を目的に、2つの装置と6つの動作を行う作業装置の操作を自動化する技術の開発。位置情報に基づく「ならい制御」と「ライン制御」、不陸追従機能を備えており、運転経験が浅いオペレータでも作業が可能となり、歩道除雪の安全性向上とともに、担い手確保にもつながるとして高く評価された。
伝達式で、髙松諭局長は「私を含め同じ整備局で働く職員にとって大きな喜びであり、誇り」と祝辞を述べた上で「今回開発された技術により除雪操作は自動化され、オペレータは歩道除雪車の走行運転と安全の確認に集中することが可能になる。昨今はお年を召された方やお子様を安全な状況で歩かせていかなければならない中で大きな効果を発揮できると期待している」と説明。北陸地整管内では昨年度末までに5台が配備されており、今後も配備していく予定だと明らかにした。
花沢氏は、受賞を喜びながら「多くの人が携わって改良されてきた技術なので、その方々にもお礼を申し上げたい」とした。花沢氏は3月まで北陸技術事務所防災・技術課技術・計画係長を務め、4月からは羽越河川国道事務所工務第一課河川管理係長となっている。
【写真=花沢氏(前列中央)と北陸地整幹部が記念撮影】
















