県建設業協会南佐久支部(丸山悦二郎支部長)は17日、2026年度通常総会を支部会館で開き、任期満了に伴う役員改選で、新たな支部長に黒澤和彦氏(黒澤組)を選出した。副支部長には堀内文雄氏(堀内組)を再任、中島剛氏(中島組)を新任した。
2期4年にわたり大役を務めた丸山支部長は「体調を崩し支部長を務められるか不安だったが、皆さまの協力でここまで来れた。長い間、さまざまな役員に就き、それまで知らなかったことを学ぶ機会となった。皆さまもぜひ、率先して役員を引き受けてほしい」と呼び掛けた。
黒澤新支部長は「私ども建設業に課せられた『地域の守り手』としての大きな役割、責任を果たすため、引き続き地域に貢献し、地域建設業の存在意義を示していきたい。そのためには皆さまの力添えが必要」と述べ、引き続き支部運営に対する協力を求めた。
来賓には井出庸生衆議院議員の代理で秘書の井出泰生氏、依田明善県議会議長、井出圭一県佐久建設事務所長、木下修県建設業協会長が出席。
井出秘書は井出議員の祝辞を代読し、「アメリカとイランの戦争により、建設業界は多大な影響を受けている。さらに人材不足や高齢化、DX推進など多くの課題が絶えない状況にある。防災減災、国土強靱化を進めるとともに、地域の課題である中部横断自動車の早期開通に向けて予算確保に努め、地域のためにより一層尽力してまいりたい」と述べた。
依田県議会議長は「建設部の予算が昨年度に比べ1億円減り、災害復旧費も減った。我々は国、県へ補正予算の必要がある箇所をしっかりと要望していきたい。また、長野県国土強靱化研究会を立ち上げ、動き始めた。若い議員に勉強していただき、建設業の力になってほしいと思っている」と近況を述べた。
井出所長は佐久建の施策方針を説明し、「原油やアスファルトの価格が急速に上がっている。必要があれば速やかにスライド申請をしてほしい。問題が生じた場合は、担当者、もしくは直接私のところへ来てもらってよい」と話した。
木下会長は「地域にはメイン事業が必要。中部横断道はまだ時間がかかる。地元に必要な道路改良事業などを声にして県へ届けることが重要。働き方改革についても、建設産業は土日休み、さらに降雪、降雨も休みでは稼げない。若い人は土日休みが良いことは重々分かるが、地域の実情に合わせた働き方が必要」と述べた。
議事では全ての議案を承認。事業計画には、安定した経営を維持するため、予算確保に努めるとともに、新技術にも力を入れるためIT化の普及促進を図ることなどを盛り込んだ。
臼田建設事業協同組合の通常総会も開かれ、役員改選などの議案を原案通り了承した。
新役員は次の通り。(敬称略)
◆支部長(代表理事)=黒澤和彦(黒澤組)
◆副支部長(専務理事)=堀内文雄(堀内組)、副支部長(理事)=中島剛(中島組)
◆理事(理事)=菊池康剛(丸共建設)、新津悟(新津組)、川村貴久(畑八開発)
◆監事(監事)=井出勝治(井出工業)、菊池睦彦(寿建設工業)
















