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群馬県下水環境課

青木貴雄下水環境課長インタビュー

2026/04/23 群馬建設新聞


県民の幸福度向上につながる、より良い生活環境の確保に向けて「下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽などの汚水処理施設が適切な役割分担のもと整備・運用するよう、市町村や関係団体としっかり連携しながら、下水環境課職員が一丸となって、各種事業に前向きに取り組んでいきたい」と意気込む。

本年度の流域下水道事業計画は、最上位計画となる「利根川流域別下水道整備総合計画」の見直しを受け「東毛流域下水道の西邑楽処理区、新田処理区および佐波処理区の事業計画の見直しを予定している」と述べ、流域下水道整備事業については「2025年度補正予算を活用し、県内の流域下水道幹線管渠約100㎞の管渠内調査を行うとともに、水質浄化センターの老朽化設備の更新工事や停電など不測の事態に備え、72時間連続運転が可能となる自家発電設備の機能増強工事を行う予定」と話し、安心・安全な汚水処理施設の実現に向け各種事業を展開する。

これまでに携わった思い出深い仕事にダム事業を挙げる。新規採用職員として四万川ダム建設事務所に配属され「専門用語も分からない中、現場管理に当たり、工事受注業者の現場担当者との調整に苦労した」という、また八ッ場ダム水源地域対策事務所や特定ダム対策課では「地元の長野原町民との腹を割った話し合いもさることながら、令和元年東日本台風における出水対応時に、特定ダム対策課の執務室で、ひと晩のうちにダムが満水になってしまうという、これまでも、そして今後も決して経験することがないと思われる状況に遭遇し、徹夜で対応に当たった」と振り返る。「いずれも当時は大変な思いであったが、今になって思い返すと、懐かしくもあり、良い経験だった」と笑顔を見せる。

若手職員には「自分のスタイルを早く見つけ、そのスタイルを強みに変え、業務に取り組んでほしい」と話し「それぞれの職員が最高のパフォーマンスを発揮できるスタイルで業務に取り組むことが最良の結果を得ることにつながる」とアドバイスを送る。

建設業界へは「汚水処理施設は管渠や機械・電気設備、浄化槽などの整備・維持管理、点検・調査など、多岐にわたる関係団体に支えられている。今後も県民の良好な生活環境を確保するため、お力添えをお願いしたい」と日ごろの感謝の気持ちと引き続きの協力を呼び掛けた。

趣味や休日の過ごし方を聞くと、特段、趣味といえるものはないが、と前置きしつつ「休日は地元中学校のソフトテニス部を指導している」と話し「子どもたちから若いエネルギーをもらっている。それが充実した日常生活の源になっている」と笑う。

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