県下水道課は、下水道管路の全国特別重点調査で優先実施箇所以外の点検結果を公表した。調査対象7・2㎞のうち、原則1年以内の速やかな対策が求められる「緊急度Ⅰ」は24m。また、応急措置を実施した上で、5年以内に対策する「緊急度Ⅱ」は73mだった。すでに公表済みの優先実施箇所を合わせて、緊急度Ⅰは2076m、緊急度Ⅱは5373m。市町村等管理の下水道管路を含めると緊急度Ⅰは3839m、緊急度Ⅱは6819mとなる。
県管理の下水道管路の優先実施箇所と優先実施箇所以外を合わせた流域別の調査結果では、霞ケ浦湖北の緊急度Ⅰが59m、緊急度Ⅱは497m。霞ヶ浦常南は緊急度Ⅰが1371m、緊急度Ⅱは1964m。那珂久慈では緊急度Ⅰが443m、緊急度Ⅱは2510m。鹿島臨海特定公共は緊急度Ⅰが203m、緊急度Ⅱは402mだった。
県では、緊急度Ⅰとされる対策区間について、すでに部分的な補修や、まとまった部分の補修工事の入札手続きを進めており、速やかな対策完了を目指す。また、今回判明した優先実施箇所以外の対策についても管内の汚水量を低下させる措置を含む施工方法の検討を実施。対策工事完了までの間、異状の早期発見、陥没事故を未然に防ぐため、定期的に路面下空洞調査および路面巡視を行う。
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けて、国から要請があった「全国特別重点調査」を実施。内径2m以上かつ、設置・改築後に30年以上が経過している県管理の下水道管(市町村管理を除く)のうち、埼玉県八潮市と類似の条件箇所、構造的に腐食しやすい箇所など31・5㎞を優先実施箇所として点検。今回、調査結果を公表した優先実施箇所以外の管路7・2㎞を合わせて、全国特別重点調査の対象箇所は完了となる。
調査は、テレビカメラ等による調査を行い、調査の結果により、路面下空洞調査を行っており、空洞等は確認されなかった。
また、県下水道課では、調査結果や道路に異常を発見した際の問い合わせ先として課内に相談窓口を設置している。
◎市町村等の緊急度Ⅰは1.7㎞
市町村等が所管する下水道管路の調査結果では、20団体の約83㎞を対象に調査が行われ、緊急度Ⅰは10団体で1763m、緊急度Ⅱは14団体で1446mが確認された。
















