藤岡市土地開発公社は西部工業団地(第3期)と藤岡IC西産業団地(第2期)の整備について、詳細設計業務をそれぞれ5月中に指名競争入札で発注することを明らかにした。ともに詳細設計業務の中には一部、分筆測量業務を含む。また、西部工業団地(第3期)では埋蔵文化財発掘調査も5月中に指名競争で発注を予定する。同調査の委託料は当初予算計上分のほか、2027年度末を期限に4億5000万円の債務負担行為を設定し事業を進めていく。
西部工業団地(第3期)における詳細設計業務の予算については債務負担行為で設定した埋蔵文化財発掘調査委託料の前払金分を含み、2億5572万9000円を当初予算で計上している。
藤岡IC西産業団地(第2期)の予算は委託料として、8686万3000円を当初予算で確保した。なお、同団地については埋蔵文化財発掘調査は行わない。
設計業務は2団地ともに年度末までを履行期限に実施する。分譲企業募集については26年度下期を予定しており、それまでに十分な企業誘致活動を推進していくスケジュールとなる。
造成工事などは27年度下半期から着手し、29年度上半期中までに完了させる見通しとなっている。29年度に、分譲契約および土地引き渡しを見込んでいる。
整備に向けた用地買収は25年度に用地交渉を進め、当該地がどちらも2月末に市街化区域へ編入となったことを受け、事業用地取得に着手し、分筆業務を必要とする箇所等を除いて、完了している状況となっている。
西部工業団地(第3期)造成事業は、美土里小学校(下大塚222)の西側に広がる約14・9haの区域が対象で、中大塚、下大塚、本動堂地内。分譲予定面積は約11・8ha。藤岡ICから西へ向かった2・5㎞に位置。造成地は南側の土地が北側の土地よりも高くなっているため、盛土・切土による造成工事が見込まれる。調整池の整備は1カ所で計画している。
藤岡IC西産業団地(第2期)は、県企業局が造成した藤岡IC西産業団地(第1期)周辺の約9・4ha(南地区=5・3ha、北地区=4・1ha)。南地区は本動堂、篠塚地内。北地区は中、篠塚地内となる。分譲予定面積は南地区は約4・1ha、北地区は約3・4haで造成を行う。調整池は2カ所整備する予定としている。また、両団地は工業専用地域とし、建ぺい率60%、容積率200%となる。
なお、2団地の概略設計業務は高崎測量(高崎市)が担当している。それぞれ、西部工業団地(第3期)は2020年度、藤岡IC西産業団地(第2期)は21年度に行った。24年度には地歴調査と補償物件調査業務を委託。地歴調査は西部工業団地(第3期)がユーロフィン日本環境(神奈川県横浜市)、藤岡IC西産業団地(第2期)は環境技研(高崎市)が手掛けた。補償物件調査業務は西部工業団地(第3期)は飯塚測量(藤岡市)が、藤岡IC西産業団地(第2期)は高崎測量が行った。
両団地については藤岡市都市計画マスタープランの中で工業団地の新規予定地として位置付けられている。広域交通の利便性に優れ、自然災害も少ないことから、さらなる産業の集積が可能と見込まれるため、事業を進めている。
















