吉岡町は、漆原地内で行う盛土工事と排水構造物撤去工事を早ければ5月に一括して指名競争入札で発注する。天神東公園(漆原1989)と隣接する道の駅よしおか温泉(漆原2004)を一体的に再整備するよしおか温泉公園再整備事業の準備工事として行うもの。基本構想と基本計画、費用対効果算出業務は技研コンサル(前橋市)が手掛けた。同事業では、当初予算で工事費として6470万円などを計上している。
準備工事として行う盛土と排水構造物の撤去は、天神東公園の敷地のほぼ全域のほか、再整備する範囲を対象に約1・6haで行う。盛土量と撤去する排水構造物の規模は、現在詳細を詰めている段階。このほか、樹木の撤去も予定している。工期は約10カ月を見込んでいる。準備工事に国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用する。
再整備事業は、道の駅よしおか温泉に、道の駅南側にある天神東公園を道の駅のサポート施設として加え、よしおか温泉公園として一体的に再整備するもの。町の東の玄関口として誰もが行ってみたくなり、滞在時間も長くなるようにすることを目標に、道の駅と連携した再整備を実施する。再整備する範囲は約3・6haとなっている。
同事業では、温泉施設の南東側に飲食と物販の施設を新築予定。また、敷地の中ほどに位置する物産館かざぐるまとレストラン和をつなげるかたちで増築するエントランス施設の整備も行う。計画では、飲食と物販の施設はS造平屋、床面積約300㎡で、カフェまわりのデッキを面積約354・5㎡で計画している。エントランス施設は、デッキを含み床面積約281㎡で想定している。施設整備については、国土交通省の新しい地方経済・生活環境創生交付金を活用して推進する。
再整備する公園には、魅力的な空間とするため、園路や池、飛び石、築山や、ふわふわドーム、幅広滑り台、ブランコなどの遊具のほか、あずまややベンチ、植栽などの休憩施設を設ける。
同事業では現在、残土の受け入れを行っており、26年度は準備工事を進めるとともに、同事業の詳細設計業務を推進する。設計は公募型プロポーザルで事業者の選定を進めており、5月下旬に審査を完了し契約締結を行う見通し。詳細設計業務委託料として1億248万4000円を確保している。計画では、27年度にはエントランス施設の増築に着手し、28年度に飲食と物販の施設の新築に着工していく予定で、31年度の供用開始を目指している。
道の駅よしおか温泉は、食事もできる温泉施設リバートピア吉岡、ゴルフを中心にスポーツが楽しめる緑地運動公園、特産品が購入できる物産館かざぐるまなどで構成されている。また、天神東公園は1997年度に供用を開始した、面積0・4haの街区公園。水辺では地元住民らによりホタルが育てられており、「ほたるの里」としても知られている。

















