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長野県飯田市

実施設計を公募で/風越公園の再整備

2026/04/29 長野建設新聞

 飯田市は27日、都市公園・風越公園(小伝馬町)の再整備に係る実施設計業務委託の公募型指名競争入札を公告した。参加表明書の提出期限は5月15日。維持管理課は「早ければ5月中に指名通知し、6月上旬に入札を執行したい」と見通しを示した。当初予算には別途発注する地質調査業務の費用を含め2450万円を計上している。工事は2027年度から2年間かけて行う予定。

 参加資格は①市の入札参加資格中、建設コンサルタントの登録②県内本店③過去10年間に官公庁が発注した同種業務「公園・緑地の実施設計」の元請け実績④管理または担当技術者として「技術士総合技術監理部門(建設-都市及び地方計画)または技術士建設部門(都市及び地方計画)」または「RCCM(造園)または同(都市及び地方計画)」の有資格者を配置④常勤の一級建築士が1人以上―の全ての要件を満たすこと。履行期限は27年3月26日。

 風越公園は、隣接地に建つ飯田警察署の建て替えにあたり、公園の一部を用地とする決定を受けて再整備を計画。公園面積が1.8haから1.1haに縮小となることから、各種機能を最適化し、質を向上させる。25年度には基本設計業務をKRC(長野市)へ委託、策定した。

 昨年12月の市議会産業建設委員会で示された内容によると、幼児遊具広場、児童遊具広場、展望広場、芝生広場、自然散策路などを整備し、幼児遊具広場の近くにはオムツ替えや授乳用の屋内施設を設ける。高木については可能な限り保全し、低木類は適切な間引きを検討する。グリーンインフラの取り組みとして雨水浸透技術を導入。指定緊急避難場所となるためバリアフリー化するとともに、防災サイン、独立電源照明などを整備する。

 4月14日には25年度繰越事業による測量業務の指名競争入札を行い、嶺水(飯田市)が295万円(税抜、落札率76.8%)で落札。履行期間は8月28日までとしている。今後発注する地質調査業務について維持管理課は「第1四半期には入札手続きを行いたい」と話した。

 本年度は測量、実施設計、地質調査の各業務を実施。27年度から工事に着手し、28年度中の竣工を目指す。また、関連事業として敷地北側を走る市道1-6号大王路線の拡幅工事を26~28年度に実施する。本年度の工事(道路改良L80m×W14m、工期7カ月)は第2四半期に一般競争入札で施工者を決める。

 なお、飯田警察署等建設工事は県が昨年度に5分離で発注しており、建築工事は吉川建設(飯田市)が受注している。27年度中に竣工させ、その後、28年度に既存庁舎の解体と外構を行い事業を完了する。

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