新湾岸道路整備促進期成同盟会の通常総会が8日、千葉市内のロイヤルパインズホテル千葉3階「平安」で開かれた。2026年度事業計画・予算など2議案を承認したほか、国に対する「新湾岸道路の整備促進に関する要望書案」を採択。会長の熊谷俊人知事は、成田国際空港の機能強化や空港周辺の産業用地整備などを見据え、「整備効果を波及するための高規格道路は東関東自動車道のみで、通過経路となる京葉道路や国道357号など県湾岸地域の慢性的な交通渋滞は看過できない」と強調し、「最優先で道路ネットワークを構築する必要があり、新湾岸道路の早期具体化が必要」と力を込めた。
衆議院議員の鹿嶋祐介氏、田宮寿人氏、工藤聖子氏、長野春信氏、参議院議員の猪口邦子氏、山田吉彦氏、県議会議員の阿部紘一氏が来賓祝辞を述べた。
鹿嶋議員は「慢性的な渋滞が地域の社会経済活動を阻害している」との見方を示し、「国、県、沿線自治体が力を合わせて新湾岸道路の整備を促したい」と呼び掛けた。
26年度事業計画は、新湾岸道路の早期実現に向けた国への要望活動、新湾岸道路に関連する幹線道路の一体的な整備促進など。
国に対する要望内容は▽東京外かく環状道路高谷ジャンクション周辺から蘇我インターチェンジ周辺ならびに市原IC周辺までの湾岸部において、多車線の自動車専用道路として早期に計画の具体化を図ること▽計画の具体化を図るにあたり、有識者委員会の助言などを踏まえ、概略ルートや構造の検討を進めること▽湾岸部の都県間についても検討を行い、計画を具体化すること▽ルートや構造の検討にあたっては、三番瀬再生計画との整合を図るとともに、地域の生活環境に配慮した計画とすること▽有料道路事業の活用により、新湾岸道路および北千葉道路を含めた新たな道路ネットワークの整備推進を図ること▽国道357号の渋滞対策の推進および (仮称) 検見川・真砂スマートIC事業の促進を図ること▽27年度道路関係予算において、資材価格等の高騰、近年の建設業における人件費の上昇等の影響を十分に踏まえ、必要な予算を満額確保すること――など。
会員は県のほか、沿線自治体の千葉市、市川市、船橋市、習志野市、市原市、浦安市。


















