道路管理課は、交通安全対策や道路の除草・除雪、舗装補修など県民生活に密接に関わる業務を担い、さらに豪雨や地震、大雪など災害発生時には、迅速かつ的確な初動対応が求められており「その責任は極めて大きい」と気を引き締める。また「日常的に利用される道路を安全で安心して使用できる状態に維持することは、地域の現在を支えるだけでなく、将来世代へ地域の基盤を確実につないでいく、私たち道路管理者の大切な使命」と力を込める。
緊急輸送道路の強靱化や災害時における集落の孤立化を未然に防ぐ対策は「喫緊の課題」との認識を示し、本年度は「無電柱化や道路防災対策を着実に進め、災害時にも機能する強靱な道路ネットワークの構築に取り組む」と意気込む。また、群馬県は中高生の自転車事故の発生件数が全国ワースト1となっていることを踏まえ「中高生向けの交通ルール啓発に加え、自動車ドライバーを対象とした啓発活動や、自転車通行空間の整備を進め、交通安全対策の一層の強化を図る」と話す。
これまでに携わった思い出深い事業に国道145号八ッ場バイパス整備事業を挙げる。同事業では茂四郎トンネル工事を担当した。「工事監督業務を通じて、NATM工法による大断面トンネルの施工現場を経験するという貴重な機会を得ることができた」と振り返る。「当時お世話になった某ゼネコンの現場技術者とは、現在でも技術的な課題に直面した際には相談させていただく関係が続いている」という。同事業には3年間従事し「連日遅くまで業務に当たり、自宅に帰ることも惜しんで事務所に泊まり込むことが多く、今では考えられないほど多忙な毎日だった」と明かす。「当時、子どもは幼く、特に妻には大きな負担をかけたと感じている。家族の支えがあってこそ得られた経験であり、今でもそのことには頭が上がらない」と家族への感謝を口にする。
若手職員へは「技術力は現場での気づきや、地域住民・関係機関との対話を通じて培われる。一つ一つの経験を積み重ねながら、次の時代を支える技術者として成長していくことを期待している」と述べ「私自身、これまで数多くの失敗も経験してきた。失敗を恐れず、何事にも挑戦してほしい」とエールを送る。
建設業界へは「地域の安全・安心を守るためには、地域を熟知した建設業の皆さまが有する高度な技術と豊富な経験が不可欠。今後もより良い社会資本整備に向けて、連携を一層深めながら、ともに地域を支えていきたい」と呼び掛ける。
趣味は野球で、休日には仲間と汗を流しており「中学・高校時代を共に過ごした仲間と年月を経て再びグラウンドに立てることに、大きな喜びを感じている」と話し「野球を通じて広がった人とのつながりは、今の自分を形づくる大切な支えとなっている」という。
















