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群馬県安中土木事務所

宮下邦彦安中土木事務所長就任インタビュー

2026/05/14 群馬建設新聞


安中地域の勤務は初めてとなる宮下所長。「地域の声に真摯に耳を傾け、一つ一つの課題に丁寧かつ真摯に取り組む考えである。災害対応をはじめとする危機管理についても、的確で迅速な対応に努め、安全・安心の確保に全力を尽くしていきたい」と覚悟を語る。

管内は、「上信越自動車道の松井田妙義ICや碓氷軽井沢IC、JR北陸新幹線の安中榛名駅を有するなど、高速交通インフラに恵まれ、広域的な移動環境に優れている」と印象を語る。一方で、前橋地域等近隣都市への移動に時間を要する区間もあり、日常的な都市間移動には課題も見受けられるとの認識。「県が整備を進める西毛広域幹線道路の全線開通は、こうした課題の解消と近隣都市間の連携強化、さらには安中市のまちづくりの推進に大きく寄与する重要な事業と認識している」と話す。加えて、近年頻発化・激甚化する気象災害に対応するため、一級河川碓氷川の河川改修など、防災・減災対策の一層の強化が求められており、本年度も引き続き、西毛広域幹線道路について、今後の部分供用による早期の事業効果発現も視野に入れ、計画的かつ着実に推進すると意気込む。また、碓氷川の河川改修や土砂災害対策、歩道整備といった地域密着型事業をはじめ、県土整備プランに位置付けた事業を着実に進める考えを示す。

これまでの業務では、建設企画課において、県土整備プランの策定に携わり、部内の各所属と連携しながら分析・検討を重ね、県土整備部の施策や事業の方向性を整理したことが大きな財産となっている。また、NEXCO東日本への出向では北関東自動車道の波志江PAや藪塚IC周辺の整備に従事し、大規模事業に携わる貴重な経験とともに、業務の進め方や技術力に多くの刺激を受け、県職員としての役割を見つめ直す契機となったという。

若手職員には、県土整備部、土木事務所の業務は、現在の県民のためだけでなく、数年後、数十年後の将来世代を大規模な災害や交通事故から守り、地域の発展の礎を築く、非常にスケールの大きい重要な仕事であると心に刻み、業務の目的意識を常に持ち、自信と誇り、やりがいを持って取り組んでほしいと期待している。

建設業界に対しては「社会資本の整備や維持管理、頻発化する災害への対応に不可欠な存在として、今後も連携しながら地域の安全・安心の確保に取り組んでいきたい」と呼び掛ける。

冬の間は薪ストーブの火を眺めながら炉内でピザや肉料理をしたり、時には天板で温めた熱燗とともにゆったりと過ごしている。「シーズンオフには薪割りなどの準備も楽しみの一つ。電車での通勤時間を活用した読書や映画鑑賞も楽しんでいきたい」と笑顔で語る。

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