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栃木県砂防水資源課

県砂防水資源課、事業概要 自由ヶ丘沢で堰堤工、砂防7、急傾斜4カ所着手

2026/05/14 栃木建設新聞

 県砂防水資源課は、2026年度の事業概要をまとめた。砂防施設づくり事業費に18億6900万円を配分。内訳は砂防事業が54カ所9億7500万円、急傾斜地崩壊対策(地すべり含む)事業は30カ所6億4900万円、看板設置や土砂・洪水氾濫調査などソフト事業には2億4500万円。新規は25年度12月補正で砂防4カ所、急傾斜地崩壊対策1カ所に着手。当初では砂防が柳北4号沢(栃木市)、熊ノ草1号沢(塩谷町)、大海沢(那須烏山市)。急傾斜は長峰A(宇都宮市)、追地A(鹿沼市)、溜下ⅠA(那須烏山市)の測量調査費などを配分した。(3面に新規箇所の概要)

 砂防事業のうち堰堤や管理用道路工事の進捗を図るのは新屋敷3号沢(那須烏山市大木須)、自由ヶ丘沢(日光市大原)、門前向沢(那須塩原市塩原)など。

 新屋敷3号沢は堰堤工事を完了。予算額6000万円で管理用道路の舗装工事を発注する。舗装面積は約1800平方m。

 自由ヶ丘沢は堤高9・3m、堤長49・5m、鋼製スリットを配した水通し幅5mの堰堤を整備。堰堤下流には約100mの渓流保全工と垂直壁を配した3基の床固め工を設置。本堤を先行し予算額3500万円で26年度にも工事を発注する。

 門前向沢は堤高6m、堤長55mの透過型。予算額7000万円で残る堰堤工事を発注し完了する計画。

 急傾斜地崩壊対策は、神谷(足利市小俣町)、山下A(宇都宮市塙田1丁目)、中ノ畑ⅡC(鹿沼市草久)などの対策を推進。

 神谷は崩壊土砂防護柵工399mのうち251mを完了。26年度は予算額6000万円で36mの工事を発注。

 山下Aは法枠工920平方mを施工。用地調査を進め発注量を検討する。予算額は1500万円。

 中ノ畑Ⅱは崩壊土砂防護柵工などを3カ所に分け施工。26年度は中央部157mでロープ掛け工などを計画。予算額5000万円で工事発注量を検討している。

 新規11カ所は測量や地質調査、詳細設計を実施し、構造形式や工法を具体化。新規は重点整備箇所として▽下流域に小中学校や保育園・幼稚園、高齢者施設など要配慮者利用施設が立地▽地区センターや公民館など地域防災計画で避難場所に位置付けられている―から抽出した。

 ソフト事業では約9710カ所の土砂災害警戒区域の見直しや計画区域への看板設置、土砂・洪水氾濫の恐れのある対象流域の抽出作業を実施。

 土砂・洪水氾濫対策は残る烏山と安足土木事務所管内に加え、直轄管理区域を含めた日光地区の調査を発注。烏山と安足は事務所、日光地区は本庁発注を予定した。

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