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群馬県館林土木事務所

關谷幸広館林土木事務所長就任インタビュー

2026/05/20 群馬建設新聞


所長に就任し、初めて館林土木事務所に着任したことについて「これまで積み重ねてこられた取り組みを大切に受け継ぎ、地域に寄り添い貢献できる土木行政を着実に推進してまいりたい」と意気込みを語った。その中で、近年特に心がけているのがご機嫌力を意識したマネジメントだと話す。「ご機嫌力とは、単なる明るさやポジティブさを指すものではなく、自らの感情を適切に整え、状況に左右されず、落ち着いた判断と行動を継続する力。私たちが穏やかで安定した姿勢を示すことで、安心して業務に向き合える環境が生まれ、職場全体の雰囲気やチームワークの向上につながる。職員が安心して力を発揮できる職場づくりを通じて、地域の安心・安全の確保に一丸となって取り組んでまいりたい」と抱負を語った。

邑楽館林地域の特徴については「低平地特有の水害リスクへの対応や、産業・生活を支える広域交通機能の強化、人口減少やインフラ老朽化への対策が重要となっており、計画的な防災・減災対策と地域基盤の整備推進が求められている」と語った。続いて、「ぐんま・県土整備プラン2025に基づき、道路・河川をはじめとする地域基盤の整備を着実に推進したい。特に、県道熊谷館林線(利根川新橋)バイパス整備の事業化に向けた取り組みを加速させるとともに、河川防災対策を重点施策として計画的に実施する。今後は、防災・減災対策の更なる充実と広域的な交通機能の強化を図りつつ、関係機関との連携を一層深化させ、安全・安心で持続可能な地域づくりに取り組んでいきたい」と述べた。

印象に残っている事業は道路維持課在籍時に、群馬県PR企画の一環として利根川・江戸川サイクリングロードマップの作製に携わったことと話す。「当時FMぐんまとの特別企画として、群馬県から東京ディズニーランドまで実際に自転車で巡り、利用者のかたがたや関係機関とのつながりを通して、地域の魅力を広く伝える仕事に大きなやりがいを感じた」と振り返った。

若手職員へは「自分の気持ちを整えながら前向きに仕事に取り組んでほしい。失敗や戸惑いも成長への大切な過程として受け止め、一つ一つの経験を糧にしながら、着実に力を伸ばしていってくれることを期待している」とエールを送った。

建設業界へは「災害時における緊急対応や、日常の維持管理など、地域の安全・安心を支えていただき、心より感謝申し上げる。今後とも良きパートナーとして、より一層の連携強化を図ってまいりたい」とメッセージを送った。

趣味は旅行で「その土地ならではの文化や魅力に触れる時間を大切にしている」という。また「毎年先輩や仲間と野球観戦に出掛け、球場の臨場感や地域の名物を味わいながら交流を深めることで、心身のリフレッシュを図り、日々の業務への活力としている」と笑顔を見せた。

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