県松本建設事務所が進める国道158号・松本市狸平の道路改築事業で、主要構造物の一つである延長110mの橋梁上部工がいよいよ発注となる。19日に開いた県の建設工事請負人等選定委員会で入札参加資格要件が決定した。入札方式は技術提案型総合評価落札方式。参加形態は2者構成による特定JVとし、「構成員のいずれかが県内に本店を有すること」との地域要件を設ける。公告は6月中旬、開札は9月上旬の予定。発注規模は税込み予定価格5億円以上。
資格総合点数要件は2者とも鋼構造物869点以上。構成員のいずれかが鋼橋上部工の製作工場を有すること。今回の入札で採用する技術提案型は、価格以外の評価点を20~50点の範囲で設定する。
上部工の形式は鋼上路式ローゼ橋で、橋長110m、幅員6.5(9)m、鋼重量640t。本工事では工場製作工、運搬工、仮設工、床版工を行う。設計担当はエイト日本技術開発長野営業所(上田市)。下部工は2工区に分け施工中で、1工区(A2橋台)を松本土建(松本市)、2工区(A1橋台、P1橋脚)を川瀬建設(同市)が担当している。契約工期は1工区が9月22日、2工区が8月21日だが、整備課は「いずれも工期延長が必至な状況。ただし、本年度内には完了させたい」と話した。
上部工の工期は議会議決日から約790日(債務負担行為設定済)。契約議案は11月定例会に提出する予定。工事名は「令和8年度防災・安全交付金(道路)工事」。
本事業は松本市安曇において同路線の線形不良区間を解消するため、延長1540mのバイパスを整備するもの。17年度に事業化された。もう一つの主要構造物である延長1060mのトンネル工事は掘削工(施工者は鹿島・守谷・北信JV)が完了しており、現在は舗装や設備工事を進めている。今回上部工を発注する橋梁が完成すると、供用開始となる。
橋梁上部工の入札参加資格要件は次の通り。
【代表構成員】
◆鋼構造物869点以上
◆過去15年間に元請または出資比率20%以上のJV代表構成員として、鋼橋上部工事(ケーブルエレクション工法架設)(新設または拡幅)の施工実績を有すること
◆次の2つの要件を満たす主任(監理)技術者を配置できること
①1級土木施工管理技士(国土交通大臣特別認定者を含む)または技術士建設部門(鋼構造およびコンクリート)の資格を有し、かつ監理技術者資格証を有すること
②過去15年以内に主任(監理)技術者として、鋼橋上部工事(ケーブルエレクション工法架設)(新設または拡幅)の経験を有すること
【第2構成員】
◆鋼構造物869点以上
◆過去15年間に鋼橋上部工事(新設または拡幅)の施工実績を有すること
◆次の要件を満たす主任(監理)技術者を配置できること
①1級土木施工管理技士(国土交通大臣特別認定者を含む)または技術士建設部門(鋼構造およびコンクリート)の資格を有すること
※構成員の最小出資比率は30%以上
















