記事

事業者
栃木県道路整備課

県道路整備課、国庫3事業で189億円、薬師寺南、稲沢、盛泉に着手

2026/05/20 栃木建設新聞

 県道路整備課は、国庫補助や交付金を活用する2026年度主要事業をまとめた。事業費は3事業で189億1400万円。うち国庫補助は76億4700万円を配分し408号の2バイパスに重点。構造物工事では宇都宮向田線板戸大橋や藤岡乙女線乙女大橋上部に着工する。社会資本整備総合交付金は53億8800万円。新規は自治医大停車場線薬師寺南の狭あい区間を拡幅するため詳細設計。黒磯棚倉線稲沢は用地調査に着手する。防災・安全交付金は58億7900万円。新規は羽生田上蒲生線壬生PAアクセス路交差点の改良工事、461号盛泉は物件調査を実施する。(3面に主要事業箇所)

 408号宇都宮高根沢、真岡宇都宮バイパスは4車線化と主要交差点の立体化を推進。宇都宮高根沢バイパスは改良工事とともにハーフ形式のランプで接続する町道375号線橋梁上部工事を発注。橋長44・5m(幅員16・8m)のPCポータルラーメン橋。下部工は杭基礎逆T式橋台2基。

 地域連携のうち宇都宮向田線平出板戸Ⅱ期は、鬼怒川を渡河する板戸大橋を左岸側から施工。橋長は920mで今年度は右岸側鋼4径間連続鈑桁の上部工を発注する。

 竜舞足利線は、北関東道足利スマートICにアクセスする1100m(幅員14・5m)を先行整備。2カ所で切り土工事を計画しており、市とネクスコ東日本が整備を進めているランプの盛り土工事に流用を見込んだ。今秋にも施工計画を固め27年度以降の工事に備える。

 道路メンテナンスのうち藤岡乙女線乙女大橋は橋長370m(幅員12m)の8径間連続鋼細幅箱桁。今年度は残るA2橋台とP2橋脚に加え、上部桁製作工を発注。両岸の取り付け部には地盤改良工事を予定し、中層混合処理工法を採用。下部工はいずれも杭基礎で逆T式橋台と小判型壁式橋脚を施工する。

 秋山葛生線辺釣橋は新橋の上部工と護岸工事。起点側300mの狭あい区間を是正し新橋に架け替え。新橋は19・1m(幅員6・5m)の単純鋼鈑桁。下部工は直接基礎逆T式橋台2基。

 293号上田町と堀込町は電共工事、烏山停車場線南は交差点隅切り部の用地補償を進め電柱を仮移設。

 社会資本整備交付金のうち拠点間の連携・交流の宇都宮結城線上蒲生は、ボックス工による橋梁架け替え。293号楡木バイパスⅡ期は用地補償。東北道アンダー部はネクスコ東日本との協定に基づき詳細設計を進めており、工法にHEP&JESを採用する見通し。

 小山環状線粟宮アンダーはJR東日本影響部の軌道直下部の設計・施工をJR委託。県はアプローチ部と擁壁など構造物設計を継続する。

 新規の稲沢工区は那須町道踏掛中線・294号旧道との交差点から西側に町道沼野井町田線交差点まで600m。線形を改良し現道を9・5mに拡幅する。

 防災・安全交付金は、線形改良による車両通行の円滑化や通学路の歩道整備などに重点化。川俣温泉川治線若間はトンネル西側坑口のコベスリ沢を渡河する橋梁の上部工事を発注。橋長10・1m(幅員8m)で、上部形式がプレテンション方式PC単純床版桁。

 新規の羽生田上蒲生線壬生PAは、スマートICへのアクセス路整備で交差点2カ所を新設。改良延長は西側182m、東側288m。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら