山武・東総地域広域幹線道路網整備促進期成同盟会は20日、銚子連絡道路整備促進地区大会を旭市の県東総文化会館1階ホールで開催した。地元住民や関係者310人が参加し、匝瑳市・旭市間13kmの早期完成に向けた事業推進など4件を決議。決議文を要望書とし、会長の米本弥一郎・旭市長から高梨みちえ副知事に手渡した。米本市長は、首都圏中央連絡自動車道大栄ジャンクション・松尾横芝インターチェンジ間の年度内開通に絡み、「県内区間の全線開通による経済効果を山武東総地域に波及させるべく、銚子連絡道路の全線開通への機運を上昇させ、地域住民や関係者が一丸となって整備促進を図る」と力を込めた。
決議の内容は▽匝瑳市・旭市間13㎞の早期完成に向けた事業推進▽旭市・銚子市間(国道126号八木拡幅)の早期開通に向けた着実な事業推進▽2027年度道路関係予算における、建設業の人件費上昇などを加味した必要予算の満額確保――など。
来賓の高梨副知事、小池正昭・衆議院議員、宮坂奈緒・県土整備常任委員会委員長(武田正光・県議会議長代理)、高橋秀典・県議会議員があいさつした。
高梨副知事は、匝瑳市・旭市間13㎞の事業進捗状況を説明。「道路と橋梁の詳細設計を進めており、1月から用地交渉が始まった」と述べた。八木拡幅に関しては「全線にわたり工事が行われている」と話した。
小池議員は、公共工事について「国際情勢の悪化などにより、資材調達の厳しさや工期の長期化などの課題が生じている」と説明し、「国として課題解決に力を入れるとともに、財源確保に尽力する」と強調した。
また、旭市の商店街活性化に尽力する永井大輔・合同会社くらす代表社員が意見発表を行った。永井代表は「横芝光町・匝瑳市間5㎞の開通だけでも助かっている」と話し、「さらなる整備により、地域間の交流が活発化し、まちづくりの成長につながる」との見解を示した。
同盟会は、銚子市、旭市、匝瑳市、東金市、山武市、大網白里市、九十九里町、芝山町、横芝光町の市町長と議会議長で組織。
銚子連絡道路は、山武市・銚子市間約30㎞の計画。首都圏中央連絡自動車道などの高規格幹線道路等と一体で、山武・東総地域と首都圏を結ぶ。
06年3月に山武市・横芝光町間の第1期区間を供用開始。第2期区間の横芝光町・匝瑳市間5㎞は24年3月31日に開通。第3期区間の匝瑳市・旭市間13kmと八木拡幅は事業中。





















