宇都宮市教育委員会は、西原、雀宮南、宝木の小学校3校で校舎や体育館の長寿命化改修を計画。西原小は北校舎と南校舎の建築、管、電気、電気通信、火災報知設備を7~9月、雀宮南小は体育館の建築と電気を6月まで、管を7~9月に発注。宝木小の体育館は実施設計に着手し2027年度以降に着工予定。宝木小は内外壁改修やトイレ洋式化・ドライ化、照明LED化、スロープ新設を実施。24年度設計の晃陽中校舎の着工時期は27年度以降。西原小着工延期に伴い、昨年度設計予定だった横川西小と石井小の校舎は工事までの期間が空かないよう設計を27年度以降に延期した。
西原小は校庭東側に仮設校舎を配置。北校舎と南校舎の整備の順番は検討中。当初予算では宝木小の設計費に2099万5000円、西原小の校舎改修工事に2億7534万5000円、使用料・賃借料に1億714万7000円、雀宮南小体育館改修工事に2億9294万1000円を計上。
西原小は26~28年度の3カ年継続費に28億5658万円を設定。年割額は26年度3億8249万2000円、27年度14億5463万9000円、28年度10億1944万9000円。雀宮南小は26~27年度の2カ年継続費に5億2512万5000円を設定。26年度2億9294万1000円、27年度2億3218万4000円。
西原小は工期630日で内外装、屋上防水シート改修、トイレ洋式化・ドライ化、照明LED化を実施。火災報知設備、放送設備を改修し、バリアフリーのためスロープを新設。廊下を塩化ビニールシートに改修する。設計は横松建築設計事務所が担当。
雀宮南小の工期は建築が270日、電気と管が各180日。設計は池澤設計が担当。LED化、トイレ洋式化・ドライ化を実施し、スロープを新設する。
西原小の北校舎は1972年建築のRC造4階建て延べ3149平方m、南校舎は74年築のRC造4階建て延べ3041平方m。児童数は247人(25年5月現在)。
雀宮南小体育館は78年建築のS造2階建て延べ974平方m。児童数は307人(25年5月現在)。
宝木小体育館はアリーナ棟と増築棟(トイレ・倉庫)で構成。いずれもS造で、アリーナ棟は75年建築の2階建て延べ736平方m。増築棟はアリーナ棟1階につながる77年建築の平屋建て延べ52平方m。児童数は702人(25年5月現在)。
25年度に着工予定だった西原小は国の学校施設環境改善交付金不採択で延期となっていた。
学校施設長寿命化計画(20~29年度)によると、校舎は西原小が4カ所目。体育館は雀宮南小が8カ所目、宝木小が9カ所目。
計画では学校施設の長期使用を見据え、建物の安全性確保や施設機能回復を確実に実施。目標使用年数は80年以上に設定。建築後45~50年程度で改修し、40年以上の使用を目指すとしている。
改修による長寿命化は改築に比べて工期が短く、費用を抑えられるのがメリット。入学式後に着工し卒業式までに完了できるため、学校運営や地域への影響、市の財政負担を少なくできる。
















