県企業局水道課は2026年度主要事業概要を示した。渋川工業用水道で吾妻川横断配水管路布設工事や東毛工業用水道北ルート配水管路強靱化工事(第1期)を計画する。吾妻川横断配水管路布設工事は延長約220mのシールド工事を行う。第3四半期に一般競争入札を公告する見通し。北ルート配水管路強靱化工事(第1期)はダクタイル鋳鉄管を延長約3800m布設する。工事は詳細設計と一括して第3四半期に一般競争入札を公告する予定。
泥水式シールド工法により施工する吾妻川横断配水管路布設工事では発進立坑を渋川市渋川地内、到達立坑については同市白井地内に設置する。掘削は外径2480㎜の泥水式シールドマシンにより行う。製作期間は約12カ月を想定している。敷設するさや管はφ2000㎜の鋼製セグメントを使用。送水管にはφ1100㎜のダクタイル鋳鉄管(PN形)を採用する。当初予算で27年度~28年度を期間とする債務負担行為に工事費32億1200万円を限度額に設定している。基本設計はNJS(東京都港区)、詳細設計は日本水道設計社(東京都千代田区)が受託している。詳細設計は7月31日までの履行期限で進めているところ。
北ルート配水管路強靱化工事(第1期)は太田市小舞木町地内の県道鳥山龍舞線の既設配水管と大泉町坂田地内の県道綿貫篠塚線の既設配水管までを結ぶ延長約3800mを対象に計画。φ100㎜~500㎜のダクタイル鋳鉄管の布設を予定している。現時点では開削工法による布設を計画。予備設計業務はNJSが受注した。工事期間は今後行う詳細設計業務を踏まえ決定するが、第1期の事業計画として31年度までの6年間を見込んでいる。
このほかの主要事業概要は次の通り。
【東毛工業用水道鶴生田川横断管路整備測量設計業務】
館林市羽附旭町地内で行う。業務では地質調査や測量、詳細設計を実施する。第2四半期の指名通知へ準備を進めているところ。受託企業は成果品として工事実施に必要となる設計積算資料を提出する。基本設計業務は25年度に楠橋水管橋更新基本設計業務として委託。都市開発設計(前橋市)が受託している。水管橋として更新するか、推進工事等により鶴生田川の下に管路を布設するかの検討を含め費用対効果などを総合的に判断して決定するとしている。新たに布設する配水管は既存の楠橋水管橋と同等のφ400㎜を想定している。管種および布設延長は検討中。なお既存の楠橋水管橋の支間長は約30mとなっている。
【東毛工業用水道浄水施設耐震診断修正ほか業務】
沈砂池2池、沈殿池6池、汚泥池2池、濃縮槽2槽、配水池4池を対象に現地調査や耐震診断評価、補強対策検討などを行い、耐震診断調査結果および評価報告、補強対策検討報告を成果品として提出する予定。第3四半期の指名通知を計画する。業務期間は17カ月を想定している。なお、沈砂池、沈殿池、配水池は10年度、汚泥池と濃縮槽については11年度に耐震診断業務を日本上下水道設計(現・NJS)が受託した。
【東毛工業用水道管理棟照明LED化工事】
管理棟2階にある▽事務室▽監視室▽会議室▽機械室▽書庫▽倉庫▽給湯室▽洗面所▽浴室▽ロッカー室▽廊下-を対象に行う。新たに設置する照明設備は▽FLR110型×2本相当=27基▽FLR40型×2本相当=17基▽FLR40型×1本相当=4基▽FL20型×2本相当=9基▽FL20型×1本相当=2基▽電球100型相当=3基▽丸形蛍光灯20型×1本相当=1基▽FDL18型相当=1基▽浴室灯=1基▽非常照明=4基-。更新後の設置基数は照明効率や設置場所の都合により、更新前と異なる可能性もあるとしている。工事は第2四半期に指名通知する見通し。工事期間は7カ月を想定している。
【県央第一水道浄水池越流管修繕工事】
2カ所の既存越流管を撤去し新たにφ300㎜の塩ビ管を布設する。1カ所あたりの延長は4・6mとなる。浄水池内の工事となり、搬出孔としてφ600㎜の人孔が1カ所設置されている。このため、仮設足場は池内部への人力運搬による116・2掛㎡のくさび緊結式となる。工事は第2四半期に指名通知する予定。工事期間は9カ月を見込む。
















