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官民連携で発展目指す/振興大会に約140人集う/千葉県港湾整備促進協

2026/05/26 日刊建設タイムズ

 千葉県港湾整備促進協議会は25日、「2026年度港湾整備振興大会」を千葉市内のTKPガーデンシティ千葉3階「シンフォニア」で開催し、千葉県の港湾、海岸の整備・振興に関する国への要望を決議した。会長の高岡隆司・JFEスチール㈱専務執行役員・東日本製鉄所長は「成田空港の『第2の開港』プロジェクト、圏央道千葉県区間の全線開通、新湾岸道路計画などは県全体の発展の大きな追い風となり、海と空、そして陸の交通網が結び付くことで可能性はさらに広がっていく」との見方を示し、「官民での連携を図りつつ、県内港湾を発展させるため、協議会の要望を精力的に関係機関に働き掛けていく」と力を込めた。

 大会には、関係市、港湾関係団体・事業者など総勢約140人が出席した。

 高岡会長のあいさつの後、熊谷俊人知事、三沢智・県議会副議長、中川研造・関東地方整備局副局長、中島洋・(公社)日本港湾協会専務理事が来賓あいさつを述べた。

 熊谷知事は「千葉県は、三方を海に囲まれた全国屈指の『海洋県』。県の港湾を取り巻く環境の変化に対応するため、各港湾の将来像をイメージし、何に力を入れていくのか、中長期的な戦略を考えるタイミングと考えている」と話し、「引き続き、皆さま方の意見を十分に聴き、ともに国へ要望していきたい」と呼び掛けた。

 要望については、神谷俊一・千葉市長が読み上げ、出席者の拍手をもって全会一致で決議した。

 閉会後、中川副局長が「港湾政策の現状と展望」をテーマに講演を行った。

 要望の主な内容は次の通り。

 ▽千葉港千葉中央地区における、物流機能の再編に対応した大水深岸壁などの早期整備および埠頭用地造成事業の整備促進▽概略ルート・構造の検討が進められている新湾岸道路と連携する臨港道路および接続する周辺道路の整備などの実現に向けた支援▽木更津港港湾計画の改訂に向けた技術的支援▽千葉港海岸船橋地区における、直轄事業による海岸保全施設の整備推進▽千葉港、木更津港における、耐震強化岸壁の整備促進▽名洗港について、整備促進および港湾計画の変更に向けた技術的支援▽千葉ポートパークおよび周辺地域の一体的な活性化に向けた、緑地の整備や官民連携制度の導入に向けた支援▽木更津港吾妻地区における港湾緑地の整備促進およびそのための木更津南部地区における小型船だまりの整備促進▽館山港・木更津港などにおけるクルーズ船受け入れに関する環境整備の支援および港湾施設の整備促進▽国際バルク戦略港湾に選定された木更津港で、最大級の輸送船舶による一括大量輸送に対応した港湾施設整備を国策として推進すること

千葉県の港湾、海岸の整備・振興に関する要望を全会一致で決議した あいさつする高岡会長 来賓あいさつを述べる熊谷知事

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