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茨城県鉾田市

飯名、現庁舎に2拠点/工事費113~141億/庁舎・公共施設再編

2026/05/27 日本工業経済新聞(茨城版)

 庁舎・公共施設の再編整備を進める鉾田市は、飯名地区市有地に新庁舎等を、現庁舎市有地に市民ホール等を建設する骨格を公表した。概算工事費については113~141億円と試算。今後は9月ごろに基本構想決定後、基本計画の策定に移りたい考え。2030~31年度までに先行して飯名地区への整備を行った後、現庁舎敷地内の既存施設を解体して市民ホール等を整備。市民ホール等については34~35年度の竣工を見込む。

 基本構想では前市長の元で進めてきた計画の再検討を行い、2拠点化や建設候補地、施設規模、事業費の見直しを行った。

 新計画においては災害時のバックアップ体制の構築を目的に、飯名地区市有地(約2万7000㎡)、現庁舎市有地(約2万2000㎡)を建設候補地とし、2拠点化を推進。

 飯名地区市有地(飯名484-7外)には市役所機能の他▽仮設相談室▽農業振興センター▽原子力防災倉庫▽防災倉庫▽防災拠点設備・施設▽消費生活センター▽地域職業相談室▽老人福祉センターともえ荘(市社会福祉協議会)▽ワークプラザ鉾田(シルバー人材センター)▽市福祉事務所▽鉾田保健センター▽こども家庭センター-などを集約・複合化する。

 現庁舎市有地(鉾田1444-1外)には図書館、鉾田中央公民館および(仮)市民ホール機能を持つ公共施設を建設する計画としている。

 必要面積については、新庁舎が延べ8000~1万㎡を想定。飯名地区市有地で複合化する公共施設には計1730~2350㎡、現庁舎敷地内へ整備する公共施設に関しては計5100~6350㎡を見込んでいる。

 2拠点の概算工事費としては、合わせて113~141億円を試算。総事業費においては、前計画から延べ床面積を縮減したことによる工事費削減のほか、市有地を活用することから、用地購入費および造成費等で約7億円の削減を見込んでいる。

 事業スケジュールに関しては、飯名地区市有地へ新庁舎等を先行して整備し、30~31年度の竣工を目指す。新庁舎供用後既存の庁舎、保健センター機能を移転し、現庁舎敷地内の既存施設を解体。34~35年度をめどに現庁舎敷地内へ市民ホール等を整備した後、残存施設を解体する。最後に、現庁舎敷地内の外構を整備する計画だ。

 跡地利用については農業振興センター、ワークプラザ鉾田の跡地利活用方針について、30年度までに方向性を決定する見通し。

 今後は意見交換会などを経て7月ごろ基本構想(素案)を策定。パブリックコメントおよび市民説明会を行ったのち、9月ごろの基本構想策定を目指す。基本計画以降で、事業手法や各施設の組み合わせ等に関する検討を進めていく。

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