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群馬県吾妻農業事務所農村整備課

26年度の事業概要

2026/05/28 群馬建設新聞


県吾妻農業事務所農村整備課(吉井正二課長)は、2026年度の主要事業概要を明らかにした。25年度補正予算も含め、4事業7地区で7億8343万4000円の事業費を確保した。高山村の原地区では25年度補正予算を含めて2億1712万円を充て、区画整理工と測量設計業務を進める。また、嬬恋村の田代湯尻地区では同じく25年度補正予算含めて1億7870万円を確保し区画整理工と農道工を計画している。

高山村中山地内の原地区で進めている農地中間管理機構関連農地整備事業では、事業面積20haを対象にほ場整備を行う。26年度は区画整理工を引き続き実施する。約20haを2工区に分けて工事を行っているもので、本年度は第2工区の整備を行う。発注は第2四半期を目指している。設計は藤和航測(前橋市)が担当した。

原地区は、未整備で農地の区画が不整形となっており、効率的な営農に支障をきたしているために整備を行う。区画を拡大し、農道を拡幅することで大型機械による作業効率の省力化を図り、農地中間管理事業を活用して担い手への農地集積を促進し、地域農業の継続的な振興を図る。総事業費は8億8000万円、事業期間は23年度から28年度まで。

このほかの主な事業は次の通り。

【田代湯尻地区】

嬬恋村の田代地先で県営水利施設等保全高度化事業として田代湯尻地区で農道拡幅改修と排水路整備、区画整理を進めているもの。26年度は農道工0・6㎞を実施予定。発注時期は第2四半期を目指している。設計は藤和航測が担当した。

【大笹地区】

嬬恋村大笹地区で進めている通作条件整備の農地整備事業で、26年度は1億6000万円計上し、大沢橋の橋梁補修と、延長約0・4㎞の路面補修を計画している。同事業は、農道機能の点検診断に基づいて策定した農道保全対策計画により、対策を進めているもの。施設の長寿命化と維持管理コストを縮減することを目的としている。発注はそれぞれ第2四半期を予定。設計は、大沢橋をNTCコンサルタンツ(愛知県名古屋市)、路面補修をプロファ設計(伊勢崎市)が手掛けた。

【嬬恋西部地区】

1972年から74年にかけて整備された農道の補修を進めている。事業の全体計画としては、農道総延長3・5㎞と橋梁補修および側溝整備をするほか、付随して道路両側外側線の引き直しや交通安全施設の更新も行っている。農道周辺はキャベツ畑があり、予冷庫や集出荷場所が3カ所あることから大型トラックが頻繁に通行しているため、農道を保全し農業の生産性維持向上を図る。2026年度は路面補修を延長0・4㎞で計画している。発注は第2四半期を見込む。設計は藤和航測が担当した。整備事業は28年度に完了予定。

【榛名西麓2期】

事業は、東吾妻町から高崎市倉渕町までを通る榛名西麓広域農道の路面補修を進めるもので、路面整備延長は5・36㎞となっている。計画的に保全対策を行うことにより、農道の長寿命化と維持管理コストの削減を図る。22年度から事業に着手しており、本年度の事業完了を目指している。26年度は0・6㎞の路面補修を予定している。発注は第2四半期を目指している。設計は藤和航測がまとめた。

【新規調査計画など】

このほか同事務所では新規の調査計画として、高山村中山地内の判形地区で有機農業実践整備構想の策定と、東吾妻町岡崎地内に位置する広場貯水池について耐震と豪雨対策を基本とした、ため池調査を予定している。委託時期はそれぞれ、判形地区の整備構想は第2四半期、広場貯水池地区の調査は第1四半期中を見込んでいる。

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