国土交通省渡良瀬川河川事務所は、館林市内で進めている江川橋架け替え工事で、6月にA1橋台の新設工事および護岸工事を条件付き一般競争入札により公告する。工事規模は1億円以上2億円未満。今回実施する工事で下部工が完了となり、今後は上部工の発注が残る。新橋は2028年度内の完成を目指している。
既設の江川橋は1939年の竣工で、老朽化が著しいために架け替えを計画した。館林市から事業を受託し、同事務所が工事を担当している。既存橋梁から南へ300mほど進んだ森の木排水機場付近の多々良川へ新橋を架設する。
市は木戸町と日向町を結ぶ市道8505号線を新たに設け、同市道上に橋を整備する。新橋は橋長76m、全幅員9・7m(有効幅員8・5m)の鋼2径間連続合成I桁橋。橋梁の詳細設計については橋梁コンサルタント(東京都中央区)が手掛けた。
A1橋台は高さ約5・1m、幅10m、厚さ2・6mの逆T式橋台。コンクリート量205立方mを使用して築造する。フーチングは高さ1・9m、幅11・6m、厚さ5・4mの規模。基礎は場所打ち杭とし、杭の規模は長さ29m、φ1・2mとなっている。合わせて、右岸側で約500㎡を対象に覆土ブロック(連接ブロック張)を施工する。工期は約11カ月を想定し、余裕期間制度(フレックス方式)の採用を予定している。
同橋ではこれまで、橋脚2基の建設工事を進めている。2025年7月にP1新設工事を原工業(館林市)、同年8月にA2新設工事を野沢実業(栃木県宇都宮市)がそれぞれ落札した。
現在の江川橋は、赤城神社(木戸町522)南側を通る市道2級6号線に位置する。橋長12・1m、有効幅員3・2mの規模。新橋の供用開始後、安全確保のために既存の橋は解体する見通し。
なお、新橋へのアクセス道路となる市道8505号線などの築造工事は市が行っていく。25年度は日向町側で市道8505号線外道路改良工事として早川産業(館林市)が受注し、路盤工事など進めている。本年度も改良工事を発注する見通し。

















