県館林土木事務所(関谷幸広所長)は、2026年度の主要事業概要を明らかにした。館林市大手町で行う県道佐野行田線(大手町工区)電線共同溝事業では、本年度に初弾工へ着手する。このほか、電線共同溝事業としては館林市緑町の県道綿貫篠塚線(東小泉工区)と大泉町中央の国道354号(緑・美園町工区)でそれぞれ工事を発注する。また、新堀川導水路改修事業では護岸工事3件を近く公告する。
県道佐野行田線(大手町工区)電線共同溝事業は、館林市大手町地内の大手町交差点から栃木県佐野市方面へ向かって西側歩道で管路工事に着手する。施工延長などは現段階では調整中としており、上期中に詳細をまとめ、公告する見通し。
同事業では、大手町交差点から北側の延長約600m区間で電線共同溝を進める。歩行者や自転車の安全な通行空間を確保し、災害時の安全な通行を可能とする。同線の現道幅員は18m、うち車道幅員は12m、歩道幅員6m(片側3m)。
このほかの事業については次の通り。
【国道354号(緑・美園町工区)無電柱化推進計画】
館林市緑町1丁目ほか地内の小桑原跨線橋東から約110m間および旧消防署前交差点付近の約90mで電線共同溝本体工事の計2件を発注する。前年度工事箇所の隣接区間前後で工事を進める。このほか、隣接区間で歩道部道路改良工事も検討している。公告時期は第1四半期と第3四半期を予定する。
【綿貫篠塚線(東小泉工区)無電柱化推進計画】
本年度は、大泉町中央3丁目ほか地内の小泉駅入口交差点付近より東側の県道北側で、延長約140mを対象に電線共同溝本体工事を進める。第2四半期の公告を予定する。なお、同町中央1丁目地内で行う側溝工事2件を先行して公告しており、いずれも17日に開札する。現況幅員は全幅15m。幅員構成は車道部6・5m、路肩1・5m×2、両側に整備されているマウントアップ型歩道部は幅員2・75mとなっている。
【新堀川導水路河川改修事業】
本年度は、明和町須賀地先の新堀川排水機場の直上流箇所で、延長約190m区間を対象に矢板護岸工を実施する。鋼矢板(L=12・5m)打ち込み工事を予定しており、工事は、同延長を3分割して公告する。事業計画では、明和町須賀~入ケ谷地内で約1500mを対象に河道拡幅を進める。川幅を拡げ、流せる水の量を増やすことで、河川の氾濫による被害のリスクを軽減する。
【休泊川河川改修事業】
大泉町いずみ1丁目地先で護岸工事1件を発注する。SUBARU群馬製作所大泉工場の東門にあたる令和橋の下流付近で、間知ブロック積みを延長約80m区間で行う。概ね第2四半期内の公告を目指して準備を進めている。休泊川の河川改修事業としては、太田市と大泉町にまたがる3800m区間を対象に太田工区を延長350m、下流に位置する大泉工区を延長3450mと位置付けて事業を進める。
【多々良川河川改修事業】
邑楽町中野地先の西ノ谷橋の上流付近で、両岸を対象に護岸工事を発注する。延長120m(片側60m×2)区間でジオテキスタイル護岸により整備する。同事業は、邑楽町中野~石打の総延長2900mで河道拡幅や築堤工事を行い、河川の氾濫による被害のリスクを軽減する。公告は第2四半期を見込む。
【県道熊谷館林線(利根川新橋)バイパス整備】
千代田町赤岩地内と埼玉県熊谷市葛和田地内を結ぶ、利根川新橋の新設工事およびアクセス道路の整備を計画しており、事業化に向けて各種準備を進める。26年度は、都市計画決定や公共事業評価などの必要な手続きを行う。3日、4日、7日には千代田町や邑楽町で都市計画道路の原案について住民説明会を開催する。
橋の建設については、なかさと公園(千代田町舞木470-16)の東側を橋梁設置位置と定めている。また、橋の新設と併せて新橋と東毛広域幹線道路(国道354号)をつなぐアクセス道路の整備も予定する。アクセス道路は、同国道の篠塚交差点とつながる県道赤岩足利線を一部活用し、千代田町と邑楽町との行政界付近から千代田町の都市計画道路赤岩新福寺線と交差し、新設道路を新橋と接続させる案を採用した。

















