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群馬県西部農業事務所農村整備課

松本裕弘西部農業事務所農村整備課長就任インタビュー

2026/06/02 群馬建設新聞


西部農業事務所には、2023年度以来二度目の勤務。管内について「平地から中山間地域までバラエティに富んだ地形を有しており、さまざまな農業が展開されている」と印象を述べ、本年度からスタートする「群馬県農業農村整備計画2026」に掲げている基本施策を推進するための農業農村整備事業が果たす役割が、まだまだ大きいと感じていると話す。

入庁して最初に担当した地区がほ場整備事業の現場だったことから、工事前と工事後で地形ががらりと変わることや、地域の方の要望に応えられるよう、役員の方と地区の端から端まで現場を走り回り、問題点や要望を確認していったことが印象に残っているという。「当時は、とにかく四角い大きな農地にすることだけを考えていたが、現在の農地整備では、担い手への農地集積・集約化や、いかに管理の省力化を図るかなどの新たな視点も踏まえた整備の必要性を感じており、地域農業に応じた整備を進めていきたい」と考えている。

また、これまで担当した業務で思い出深いのは、「農業水利施設のストックマネジメント事業が創設された2007年度に、県内の主な農業水利施設の現地調査を行い、遠方の河川等から農地まで導水している水路を見て、先人たちの知恵と苦労を感じられたこと」と語る。

現在、西部農業事務所では鏑川用水の渇水対応に取り組んでいるが、豊かな食生活を支える農業生産には農業用水が欠かせず、安定的に供給するための農業水利施設を後世に引き継いでいくことが、将来の食料確保にもつながることから重要と考えており「管内では農業水利施設の老朽化が進行していることから、防災重点農業用ため池の豪雨・地震対策も含めて、着実な整備・保全対策が進められるよう方向づけをしていきたい」と意気込む。

建設業界には「農業農村整備事業の工事において、工事期間など数々の制約がある中で対応していただいており、とても感謝している。農業生産基盤の整備は、農業農村を下支えする目立たない分野ではあるが、「群馬県農業農村整備計画2026」の基本目標である「ともに未来へつなぐ!豊かな農業と安全・安心な農村の実現」に向けて、一緒に取り組んでいっていただきたい」と呼び掛ける。また、「自然災害による災害復旧だけでなく、特定家畜伝染病への対応などにもご苦労いただいているところもあり、引き続き、ご理解とご協力をお願いしたい」と話す。

休日は、家族でふらふらとドライブをすることが好きであり、子どもが某ビジネスホテルを気に入っていることから、思いついたら無計画に出かけてストレスを発散している。

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