伊那市は1日、一般会計総額12億5690万円の補正予算案を公表した。4月に就任した吉田浩之市長のもと編成された初の予算で、政策的経費を盛った肉付け予算。六道原工業団地第2期拡張事業の工事費7億5094万円(特別会計を含む)を計上したほか、市営火葬場建て替えに向けた基本計画策定費や伊那北駅前広場基本設計費を盛り込んだ。
六道原工業団地第2期拡張事業では昨年度に補償調査(委託先は北測)、測量(委託先は峰コンサル)、地質調査(委託先は北陽建設)の各業務を発注。本年度は当初予算で測量設計および許認可業務委託料1億2003万円を計上しており、7月にも一般競争入札で事業者を決める予定。産業立地推進課は「許認可手続きにある程度時間がかかる見込みだが、遅くとも本年度内には工事の契約を終えたい。造成用地は約8.1haで、造成とインフラ整備は一体で実施することを想定している。発注に当たっては工区分けも視野に検討する」と話した。今補正では、一般会計でインフラ整備工事費2億3300万円、公有財産管理活用事業特別会計で用地整備工事費5億2764万円を計上している。
市営火葬場の建て替えには基本計画策定委託料668万円を新規で計上。山寺地区にある現施設は1981年建設で老朽化し利便性にも難があることから、現代のニーズに応えられる施設に建て替える。本年度内に基本計画を策定し、設計へと進む。現施設はRC造平屋建て、延べ781㎡。火葬炉は4炉備えている。
伊那北駅周辺整備事業には駅前広場基本設計委託料2400万円のほか、調査設計支援委託料460万円、市街地交通量調査委託料512万円を盛り込んだ。
また計画的に進めている学校老朽化対策では、2027年度に工事を予定する3校の実施設計委託料を措置。伊那北小と富県小に合わせて1632万円、伊那中に1415万円を計上した。
この他、市営住宅大萱団地解体工事に8338万円、第3分団詰所解体・建設工事に3745万円、エレコム・ロジックアリーナ外壁等工事に3300万円、伊那ニッパツスタジアム外野フェンス等改修工事に2000万円、宿泊施設「仙流荘」ボイラー更新工事に2699万円、日帰り温泉「みはらしの湯」および「信州高遠温泉さくらの湯」改修工事に2134万円。
道路関係では、地元要望等に対応した舗装修繕工事に1億7500万円を措置。林道開設等工事には6501万円を計上し、権現山線、非持鹿嶺線、長谷高遠線に配分する。
公共施設の照明LED化も推進。工事費として、気の里ヘルスセンターなど高齢者福祉施設分2128万円、歴史博物館分1787万円、長谷伝統文化等保存伝習施設分1540万円を措置した。
一般会計の補正後の総額は383億7290万円。予算案を審議する6月定例会の会期は5日から26日まで。
















