山梨市は2026年度6月補正予算案を発表した。B&G財団の支援金を活用した防災拠点整備3329万5000円を計上。防災倉庫を増設するほか重機などを購入する。このほか区放送・公会堂施設整備389万8000円、介護保険システム改修85万8000円などを盛り込んでいる。
防災拠点整備では、B&G財団からの支援金を活用し、防災倉庫の建設や防災機材・備品の購入を行う。防災倉庫は主に車庫として使用するもので、大きさは間口14・25m、奥行き5・72m、高さ3・28m。市役所本庁舎の北東側にある公用車駐車場敷地に設置する。すでに同庁舎には防災倉庫があるが今回の計画で増設し、防災体制を強化する。設計費は159万5000円、工事費は1500万円を見込む。
購入予定の機材・備品は、救助艇(手こぎ、FRP2分割ボート)1台、ホイルローダー1台、フォークリフト1台、スタッドレスタイヤ、LEDバルーンライト、発電機など。購入費として1670万円を予算化する。
また同財団から油圧ショベル(ヤンマー2・5t)2台、スライドダンプ(三菱ふそう、油圧ショベル運搬用)2台が現物支給される。さらに重機操作や防災研修に関わる経費として年300万円が同財団から支援される予定で、市は同年度9月補正予算案に計上する方向で調整している。
区放送・公会堂施設整備では、自治総合センターの助成金などを活用し、エアコンや放送設備を整備するもの。鴨居寺・木戸区公会堂へのエアコン整備や大野区の放送設備整備、隼区の公会堂用地取得などに充てる。同市には88の自治区があるが、市によるとほぼ全公会堂にエアコンが整備されており、更新時期を迎えているものもあるという。昨今の猛暑を受け公会堂は、クーリングシェルターとして活用されている例もあるため、市は助成金を支給し設備の維持を支援する。
介護保険システム改修は、26年8月からの補足給付(居住費)の施行に伴うもの。

















