県高崎土木事務所(木内弘二所長)は2026年度の事業概要を示した。西毛広域幹線道路高崎工区では補強土壁工事を3件、道路改良工事を1件、新幹線跨線橋工事をP9、P10橋脚で予定している。また、西毛広域幹線道路高崎安中工区では下里見高架橋の上部工に着手する。主要地方道高崎神流秩父線バイパス矢田工区では背面改良工などを発注する予定としており、城南大橋では耐震補強工事などを引き続き進める。
西毛広域幹線道路高崎工区で整備を進める高崎市保渡田町、三ツ寺町に架かる新幹線跨線橋は、上越新幹線や唐沢川、高崎市道群馬-中央通線を跨ぐ橋長435・6m、全幅15・89m、11径間で整備する。上部工は東側から▽PC3径間連結コンポ桁(1号、橋長113・8m)▽鋼3径間連続細幅箱桁(2号、橋長152m)▽PC5径間連結コンポ桁(3号、橋長169・8m)-となる。本年度の工事内容となるP9橋脚は高さ15・2m、コンクリートボリューム926・7立方m、現場打ち杭工φ1500㎜、延長28・5m、12本。P10橋脚は高さ13・5m、コンクリートボリューム863・7立方m、現場打ち杭工φ1500㎜、延長27・0m、12本で予定している。
主要地方道高崎神流秩父線バイパス矢田工区での整備を計画している多胡橋は高崎市吉井町岩崎~池地内で鏑川に架設する。新橋は橋長149mのPC4径間連結バルブT桁橋となる。同バイパスの4車線化に伴い既設橋梁(2車線)の下流側に1橋を新設し、4車線を確保する。新橋は橋長149・055m、全幅14・95~19・02mで整備。T桁は鉄筋243・3tとコンクリート約1232・8立方mで製作する。本年度は用地買収のほか、背面改良工を2件予定。工事内容は、A1橋台背面の道路改良工、A2橋台背面の補強土壁工を見込む。
一般県道下里見安中線西毛広域幹線道路(高崎安中工区)では道路改良工事のほか、下里見高架橋の上部工に着手。高崎市下里見町地内に架設する下里見高架橋は、高崎市道4-372号線などを跨ぐ、橋長278・0m、全幅11・0mの6径間連続鋼合成鈑桁橋。同橋の幅員構成は起点の前橋市側から富岡市側に向かった下り線が▽地覆=0・4m▽歩道=2m▽歩車道境界ブロック=0・5m▽路肩=0・5m▽車道=3・25m―。上り線は▽車道3・25m▽路肩=0・5m▽地覆=0・6m-となる。上部工の鋼重は約696t。トラッククレーン工法で架設する。橋台2基は逆T式、橋脚5基は張り出し式で整備する。本年度予定する工事内容はA1橋台、A2橋台、P1橋脚、上部工となる。A1橋台は高さ9・8m、コンクリートボリューム462・4立方m、場所打ち杭工φ1500㎜、延長29・5m、9本。A2橋台は高さ6・1m、コンクリートボリューム256・9立方m、場所打ち杭工φ1500㎜、延長11・0m、5本。P1橋脚は高さ9・4m、コンクリートボリューム471・9立方m、場所打ち杭工φ1500㎜、延長26・0m、12本で予定している。
城南大橋では耐震補強工事などを計画。同橋は高崎市新後閑町地内の主要地方道高崎神流秩父線の橋梁。R7繰越工事で、P8(北側)耐震補強工事、A2橋台落橋防止装置工事を実施中。本年度上期に、新たにP9(北側)耐震補強工事の発注を予定している。烏川や国道17号、上信電鉄、高崎市道などをまたぐ同橋は本線橋とONランプ・OFFランプ側道橋、分離歩道橋(上り・下り線)で構成。全12径間あり本線橋は橋長617・2m、幅員約20m。上部工は鋼単純合成箱桁+鋼3径間連続非合成箱桁+鋼単純合成箱桁(2連)+鋼4径間連続非合成鈑桁+鋼単純合成箱桁。
一級河川烏川河川改修事業では堤防の整備および強化などの水害対策を進めており、本年度は用地買収および付け替え道路の道路改良工事を引き続き進めるとともに、樋門工事(ステンレス製スライドゲート、純径間1・0m、有効高1・0m)2基に着手予定となっている。
















